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甘く、深く、繋がって
第26章 睦みあう
俺に縋り付いて意識を飛ばした真純。
幸せの余韻を十分に味わい、そっと腕を解かせた。
柔らかな前髪を前から後ろへと梳き流す。
「真純……愛してる」
秀でた額にキスをして、ゆっくり身体を離した。
「ふ、ん……」
身体の下で真純が小さく身を捩る。零れ落ちた甘い声。
もう一度額に口付けて、頭の脇に右手を付き真純を見下ろした。

濡れた目元に上気したままの頬。薄く開いたふっくらとした唇は微笑んでいるようにも見えて。
改めて愛しいと思う。
目尻にそっと口付け、滲む涙を唇に含んだ。

一度ベッドから降りてゴムを処理する。何時もなら真純の身体を清めるのが、今日はこのまま肌を合わせて眠りたかった。ベッドを軋ませ、真純の右隣に滑り込む。
すぐに擦り寄って来た小さな身体。少し冷えた肩にしっかり布団を掛けて抱き寄せた。
しっとりと温かく、滑らかな肌。さんざん悪戯したのに、また指を這わせたくなる。
そんな自分を自重して、柔らかな髪に口元を埋める。甘い香りを吸い込んで静かに目蓋を閉ざした。
流石に身体が怠い。
規則的な真純の寝息に誘われるまま、程なく俺も眠りに落ちていた。
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