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甘く、深く、繋がって
第26章 睦みあう

言葉が続かない。
拓真さん……
「うっ……ふっ、ぅう」
嗚咽を抑えきれなくて拓真さんの首に回した腕に力を込めた。頭を支えるようにして抱き直してくれる大きな手。
「愛してる、真純」
耳元で囁かれるいつもにも増して甘いテノール。
「この先もずっと、お前だけ」
繰り返し伝えてくれる拓真さんの気持ち。何度聞いても嬉しくて、ますます涙が止まらない。
「た、くまさん……」
名前を呼ぶと拓真さんがギュッと抱き締めてくれた。
拓真さんのくれる言葉とそこに込められた想い。心が震えて。
「ふ、うぅ……っく」
しゃくりあげながら本格的な泣きになってしまった。拓真さんがゆっくりと身体を横に倒す。一つの枕に一緒に頭を預け、優しく撫でてくれる。すぐそこにある拓真さんの優しい瞳がふぅっと細まって笑顔になった。
「っくま、さ……うぅ、んっ」
頭を撫でていた大きな右手に頬を包まれる。親指でそっと涙を拭ってくれるけど、溢れる量がそれを上回る。
拓真さんがふふっと笑って、目尻にチュッとキスをした。
「ん」
あったかい。
拓真さんのくれる、全てが私を温かくしてくれる。
拓真さんは時々そうやって目尻に溜まる涙にキスをしながら、私が落ち着くまでずっと頭を撫でてくれた。
拓真さん……
「うっ……ふっ、ぅう」
嗚咽を抑えきれなくて拓真さんの首に回した腕に力を込めた。頭を支えるようにして抱き直してくれる大きな手。
「愛してる、真純」
耳元で囁かれるいつもにも増して甘いテノール。
「この先もずっと、お前だけ」
繰り返し伝えてくれる拓真さんの気持ち。何度聞いても嬉しくて、ますます涙が止まらない。
「た、くまさん……」
名前を呼ぶと拓真さんがギュッと抱き締めてくれた。
拓真さんのくれる言葉とそこに込められた想い。心が震えて。
「ふ、うぅ……っく」
しゃくりあげながら本格的な泣きになってしまった。拓真さんがゆっくりと身体を横に倒す。一つの枕に一緒に頭を預け、優しく撫でてくれる。すぐそこにある拓真さんの優しい瞳がふぅっと細まって笑顔になった。
「っくま、さ……うぅ、んっ」
頭を撫でていた大きな右手に頬を包まれる。親指でそっと涙を拭ってくれるけど、溢れる量がそれを上回る。
拓真さんがふふっと笑って、目尻にチュッとキスをした。
「ん」
あったかい。
拓真さんのくれる、全てが私を温かくしてくれる。
拓真さんは時々そうやって目尻に溜まる涙にキスをしながら、私が落ち着くまでずっと頭を撫でてくれた。

