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喘ぐなら、彼の腕の中で
第8章 2人の夜


・・・いやいや。


「さすがに2日は無いでしょ。
もうちょっと傷心して落ち込んでたわよ…」

「お前はいつもそうだ。失恋するとすぐに次に進む。
女は ‟ 上書き保存 ” っていう、まさに典型的パターン」

「失礼ね、その時その時がいつも真剣なのよ。
それに上書きしてるんじゃなくて、ちゃんと ‟ 思い出フォルダ ” に移してるわ」


自分で言うのもなんだけど、私は昔から惚れやすい。

優しい・穏やか・おっとり……この理想の三拍子が揃っていれば、大抵好きになってしまう。

そして、強気でざっくりした性格の私とは合わずに、毎回フられるという結末。

莉央に似ていない翔ちゃんも、最初は理想のタイプだったはずなんだけどな……


「沙月」


隣りから莉央の低い声。

再び横を向くと、莉央が掛布団を広げた。


「こっち来い」



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