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禁断の甘い果実
第1章 禁忌への階段
……拓海Side……



……俺は……
暫くベッドの中に居た……







……どうしよう……






……兄ちゃんの……前で泣くなんて……


……俺は……
心底兄ちゃんとの、さっきの行為が、
嬉しかったんだ。
だって兄ちゃんと、あんな行為なんて、出来る筈が無いと、思ってたから……



……兄ちゃんを……大好きな感情が、
溢れ出して、
泣いてしまった……



……だけど……



……俺の……
この兄ちゃんへの、恋心の気持ちだけは……



……絶対……
兄ちゃんには、
言わない……
言える訳が無い……


……だから……
ごめんね。
兄ちゃん……
この気持ちだけは、これから先も、
貴方に言う事は、
無いんだ……







……そう……
口が裂けても、
言わない……







……貴方にだけは……







……俺は……
たった一度だけでも貴方とあんな行為が持てただけで……
この上無い幸せだよ。



……だが……
拓海がたった一度、だと思って居た、
実の兄との禁忌は……






……まだ……
ほんの序幕に、
過ぎ無かった……







……それは……
拓海にとって、
険しい茨の道の、
始まりに過ぎ無かった……
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