この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断の甘い果実
第1章 禁忌への階段

『……拓海……
有り難とう……』
『……アキ……
マジで…?
気持ちかった…?』
『……ああ……
拓海も気持ちかった…?』
『……うん……
アキ……』
……その時……
拓海が何故か、
涙を流したんだ……
『……拓海?……』
『……ッツ……
あ、なんでも無い……ごめん……』
『……拓海……
なんでもねえ訳、
ねえじゃん!
なんで泣いてんの?』
『……アキマジで……なんでもない……』
『……拓海……
やっぱ兄ちゃんとなんて、嫌だった?』
『……違うよ……
兄ちゃん……
その逆だよ!
俺、嬉しかったよ?兄ちゃんで……』
『……拓海……
ほんとか?
じゃあなんで…?』
『……ごめん……
今は言えない……』
『……拓海が……
嫌じゃ無かったならそれでいい。
兄ちゃんに話したくなったら、
ちゃんと話してな…?拓海……』
『……うん……
解った……』
『……てか拓海……いい加減腹減ったな。
飯食いいくか?』
『……うん……』
『兄ちゃん先に、
行ってるから、
着替えたら下りといで?』
そう言って拓海に、軽くキスをした……
『……ん……』
『……じゃあ……
先行ってるな?』
『……うん……』
そして俺は先に、
下に下りて行った。
有り難とう……』
『……アキ……
マジで…?
気持ちかった…?』
『……ああ……
拓海も気持ちかった…?』
『……うん……
アキ……』
……その時……
拓海が何故か、
涙を流したんだ……
『……拓海?……』
『……ッツ……
あ、なんでも無い……ごめん……』
『……拓海……
なんでもねえ訳、
ねえじゃん!
なんで泣いてんの?』
『……アキマジで……なんでもない……』
『……拓海……
やっぱ兄ちゃんとなんて、嫌だった?』
『……違うよ……
兄ちゃん……
その逆だよ!
俺、嬉しかったよ?兄ちゃんで……』
『……拓海……
ほんとか?
じゃあなんで…?』
『……ごめん……
今は言えない……』
『……拓海が……
嫌じゃ無かったならそれでいい。
兄ちゃんに話したくなったら、
ちゃんと話してな…?拓海……』
『……うん……
解った……』
『……てか拓海……いい加減腹減ったな。
飯食いいくか?』
『……うん……』
『兄ちゃん先に、
行ってるから、
着替えたら下りといで?』
そう言って拓海に、軽くキスをした……
『……ん……』
『……じゃあ……
先行ってるな?』
『……うん……』
そして俺は先に、
下に下りて行った。

