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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第6章 真実を知る瞬間
「何だよ、別に怖がることないだろう。俺とお前、さんざんヤッたんだぞ」
 そう言いながらも、法明は芳華の上衣を脱がせ、下裳、その下の下着と手慣れた様子で剥ぎ取っていった。
「震えてるのか? 良いな、怖がってる芳華を抱くっていうのもまた一興だ。お前の泣き顔って、実はそそられるんだ。今日はこれまで我慢した分、たっぷりと愉しませて貰うからな、覚悟しとけよ」
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