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〝真〟MonsterRaper
第8章 お嬢様は無理難題をおっしゃる
美野里川はマシンガンを取り出した。
弾倉はドラム式。

ダダダダダダダダダダダダーーっ!
樹海内をとにかく撃ちまくった。
さらにポーチから軽量化したクラッカーと呼ばれる手榴弾を取り出しところかまわずに何度も投げ込んだ。
樹海内は爆発の音で騒然とする。

その間に馬頭は目を覚ますことができた。
状況に困惑する。

「バケモノどもめ…」

サキュバスの手当てがしたい。
しかし、それをすれば敵の攻撃を受ける。

市街地戦闘では狙撃手は敵を一撃で敢えて殺さない。
ケガをさせて仲間に救出させ、手間をかけさせる。
救助中の敵も戦闘不能程度に殺す。

美野里川は狙撃手だが、今回の戦いで初めて自分のやり方の残虐さを身に染みて覚えた。
しかも、攻撃を受けたのが女であれば尚更である。

美野里川の銃弾を伏せて回避していたダーベラはファイヤーボールの魔法を詠唱していた。
敵が弾倉を交換している隙を狙って林からあらわれ、炎の塊を美野里川に投げつけた。

「くらえ!」

炎を塊に美野里川は動じずに、咄嗟に取り出したヒートアックスで叩き落とした。

「ファイヤーボールを斧で砕いたのか?」

敵の持っている斧は大きくはない片刃の斧だ。
刃の部分は焼いた鉄のように赤くなっている。
金属を溶断するほどの高熱で敵を斬り裂くヒートホークという武器である。

「面白い野郎だ」

ダーベラはデュランダルに炎をともなって美野里川に向かって行った。
続いて他の三人も続いた。

「大ゴブリンどもか!」


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