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〝真〟MonsterRaper
第8章 お嬢様は無理難題をおっしゃる
「ぐるるるる…大きいゴブリンとおかしなオーガとダークエルフ…。
ワシはお主らに危害を加えるつもりはない、オーグルの死体を貪りたいだけ…」

シェロブは一体のオーグルの死体を口から吐いた糸でグルグルに巻き始めた。

「隊長…」

「我々に危害を与えないというのであれば…戦う理由は無い。
俺たちも先を急ぐからな…
シェロブよ、オーグルたちの戦いを見ていたのか?」

ダーベラは大蜘蛛に問いかけた。

「ああ、オーグルどもの集落まで死体の山だ。追撃をかけたコイツ等も全滅だ…
逃げればよいものを…まぁこれで当分の間は食うもんに困らん」

「なにがあった?」

「何って…大地の女神が現れ、コイツ等を殺した…
ワシはユグドラシルに昔から住んどるが、女神を見たのは初めてだ…」

「女神…植物だったか?」

「ああ、植物だった。
人間の女のようなで妖艶な笑みを浮かべながらオーグルたちの血を浴びて…花のようにきれいな女だった…」

「大地の女神が殺戮するかよ!」

クローターは大蜘蛛に怒鳴りつけた。
構えようとも姿勢を見せる。

「殺戮…? 女神から襲ったんじゃない…オーグルから挑んだんだ。
結果、皆殺し…女も子供も…」

「クローター、もういい、先を急ぎたい。
先導しろ」

「お前ら…女神と戦うつもりか?」

「…破壊の女神だがな」

「女神はオーグルたちをなぎ払っただけ…」

ダーベラに促され、クローターはヒヒーンのいざなう方へ進んだ。

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