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*妄想社長に振り回されて*
第9章 香菜さんと私

何かちょっと桜井くんがかっこよく見える。
「惚れた?」
「あ、んー、それはちょっと…」
「んだよ、面白くねえな」
思わず笑うと、桜井くんもつられたように笑った。
「まぁ、麻希さんももう少し素直になりなよ?分かってるとは思うけど」
……うん、わかってる。
私も分かってはいるんだけどさ……
「ごちそうさまでした」
「今度は二人で来なよ?」
桜井くんに見送られ私も店を出た。
逃げてばかりもいられないよね。
とりあえず会社に戻ろうかな。
またあの3人で過ごすことに重くなる気持ちは変わらないけど、私ももう少し素直にならなくちゃ。
気持ちを新たにし、会社のドアを開けたその時だった。
「惚れた?」
「あ、んー、それはちょっと…」
「んだよ、面白くねえな」
思わず笑うと、桜井くんもつられたように笑った。
「まぁ、麻希さんももう少し素直になりなよ?分かってるとは思うけど」
……うん、わかってる。
私も分かってはいるんだけどさ……
「ごちそうさまでした」
「今度は二人で来なよ?」
桜井くんに見送られ私も店を出た。
逃げてばかりもいられないよね。
とりあえず会社に戻ろうかな。
またあの3人で過ごすことに重くなる気持ちは変わらないけど、私ももう少し素直にならなくちゃ。
気持ちを新たにし、会社のドアを開けたその時だった。

