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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson

車を降りてマンションのエレベーターに向かうと、ヤナセはさっきの大きな荷物だけ持っている。
本当に何だろう?
まさか…医療器具とかだったりして!
白衣姿で注射器持って微笑むヤナセを想像してしまって、プルッと小さく震えてしまう。
「琴海様…車内が寒かったでしょうか?」
「あっ!いえいえ…ちょっと色々考えてしまって…」
「クス…次回のレッスンまで時間はありますので…焦らず準備をされれば大丈夫ですよ…」
「はい…そうですよね」
どうやらヤナセの読心術は今回発揮されなかったようで、白衣姿のヤナセは私の頭の中だけで、そのままフェイドアウトしていった。
エレベーターが部屋の階に到着し、通路を先に歩くヤナセの後を追いながら鍵をバッグから探していると――――
ガチャ…
部屋のドアの前に立ったヤナセが、ポケットから鍵を取り出して開けていた。
その動作が余りにも自然過ぎて、ここはヤナセの部屋なんだと再認識させられる。
「琴海様…どうぞ…」
ヤナセは私を先に入らせるために、ドアを開けて待っていてくれた。
なんだか恐縮してしまい、うっかり…
「はい…お邪魔します…」
と言ってしまう。
「クスクス…ただいまじゃないんですか?」
「あははっ!ですよよね〜!」
微笑むヤナセに見守られながら、チワワはそそくさとゴージャスな小屋に入っていった。
本当に何だろう?
まさか…医療器具とかだったりして!
白衣姿で注射器持って微笑むヤナセを想像してしまって、プルッと小さく震えてしまう。
「琴海様…車内が寒かったでしょうか?」
「あっ!いえいえ…ちょっと色々考えてしまって…」
「クス…次回のレッスンまで時間はありますので…焦らず準備をされれば大丈夫ですよ…」
「はい…そうですよね」
どうやらヤナセの読心術は今回発揮されなかったようで、白衣姿のヤナセは私の頭の中だけで、そのままフェイドアウトしていった。
エレベーターが部屋の階に到着し、通路を先に歩くヤナセの後を追いながら鍵をバッグから探していると――――
ガチャ…
部屋のドアの前に立ったヤナセが、ポケットから鍵を取り出して開けていた。
その動作が余りにも自然過ぎて、ここはヤナセの部屋なんだと再認識させられる。
「琴海様…どうぞ…」
ヤナセは私を先に入らせるために、ドアを開けて待っていてくれた。
なんだか恐縮してしまい、うっかり…
「はい…お邪魔します…」
と言ってしまう。
「クスクス…ただいまじゃないんですか?」
「あははっ!ですよよね〜!」
微笑むヤナセに見守られながら、チワワはそそくさとゴージャスな小屋に入っていった。

