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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson

担当講師とレッスンしている側で見ている試験官のイメージが頭を過ぎり、神妙な面持ちになってしまうと、ヤナセはハンドルを切りながら笑いかけきた。
「琴海様…試験官と言いましてもレッスン室には同席致しません。レッスン内容を確認出来る場所から見させて頂きますが…琴海様の視界には入りませんので少しは緊張感が薄らぐかと…」
「そうですか。でも見られているのは、緊張もしますが…その…」
「クス…恥ずかしいですよね…」
「はいぃ…」
やはりマスターの『卒業レッスン』は一筋縄ではいかなそうだ。
「担当も試験官の講師も…いつものようにスクールのコンピューターがランダムに選びます…」
「はい…」
「課題の体位は三体位となり…こちらもコンピューターが選び…都度タブレットで指示が出ますが画像は出ませんので48手を覚えておかれることをお勧め致します」
「は…い」
48手を丸暗記しとかないといけないと言うことだ…
これは試験勉強しないとだわ〜。
説明を真剣に聞いている内に、もうマンションの近くに到着していた。
ウィンカーを出して広い敷地を通り抜けて、駐車場に車を入れる。
車を停めたが私もヤナセも直ぐには降りず、しばし重い沈黙が車内にのし掛かった。
カチャ…
ヤナセはシートベルトを外し、座席を少しは後ろに下げて静かに口を開く。
「琴海様…体位もそうですが…次は特別な課題が追加されます…」
「特別課題……?」
否応無しに緊張感が高まるとヤナセは私の方に身体を向け、ジッと見詰めてきて――――
『特殊課題』を告げた。
「琴海様…試験官と言いましてもレッスン室には同席致しません。レッスン内容を確認出来る場所から見させて頂きますが…琴海様の視界には入りませんので少しは緊張感が薄らぐかと…」
「そうですか。でも見られているのは、緊張もしますが…その…」
「クス…恥ずかしいですよね…」
「はいぃ…」
やはりマスターの『卒業レッスン』は一筋縄ではいかなそうだ。
「担当も試験官の講師も…いつものようにスクールのコンピューターがランダムに選びます…」
「はい…」
「課題の体位は三体位となり…こちらもコンピューターが選び…都度タブレットで指示が出ますが画像は出ませんので48手を覚えておかれることをお勧め致します」
「は…い」
48手を丸暗記しとかないといけないと言うことだ…
これは試験勉強しないとだわ〜。
説明を真剣に聞いている内に、もうマンションの近くに到着していた。
ウィンカーを出して広い敷地を通り抜けて、駐車場に車を入れる。
車を停めたが私もヤナセも直ぐには降りず、しばし重い沈黙が車内にのし掛かった。
カチャ…
ヤナセはシートベルトを外し、座席を少しは後ろに下げて静かに口を開く。
「琴海様…体位もそうですが…次は特別な課題が追加されます…」
「特別課題……?」
否応無しに緊張感が高まるとヤナセは私の方に身体を向け、ジッと見詰めてきて――――
『特殊課題』を告げた。

