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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson

「では琴海様…ラウンジの方に戻りましょうか…」
「はい……何から何まで有難うございました…」
髪の毛までヤナセにブラッシングしてもらい、本当にワンコ状態で小さく縮こまってしまう。
実際レッスンが終わってからかなり時間が経っているから、身体は大分落ち着いているのに――――
「琴海様…立つ時に足元にお気を付け下さい…」
「分かりました…」
ベッドから立ち上がろうとする時でさえ、ヤナセは私の手を取って支えてくれた。
う〜ん…良家のお嬢様ってこんな感じなのかな?
ヤナセに手を引かれてラウンジに向かいながら、ふとアユネさんのことを思い出す。
長くて綺麗な髪に清楚な服装で、ヤナセと並んでも引け劣らない容貌。
正に『お嬢様!』って感じだったな。
アユネさんはヤナセにこんな風に手を添えて貰うことなんて当たり前だったのだろうか…。
自分の手を乗せるヤナセの手のひらをぼんやり見詰めてしまった。
ラウンジに入るとソファーに私を座らせたヤナセは、手際よく次回のレッスンの予約をパソコンに打ち込んでいく。
「琴海様…次回にレッスンのご説明はお送りしながらさせて頂きます…」
「はい…分かりました…」
言いようのない緊張感が湧き上がり、ゴクリと唾を飲み込む。
次回レッスン――――
それは同時に『卒業』意味する。
「はい……何から何まで有難うございました…」
髪の毛までヤナセにブラッシングしてもらい、本当にワンコ状態で小さく縮こまってしまう。
実際レッスンが終わってからかなり時間が経っているから、身体は大分落ち着いているのに――――
「琴海様…立つ時に足元にお気を付け下さい…」
「分かりました…」
ベッドから立ち上がろうとする時でさえ、ヤナセは私の手を取って支えてくれた。
う〜ん…良家のお嬢様ってこんな感じなのかな?
ヤナセに手を引かれてラウンジに向かいながら、ふとアユネさんのことを思い出す。
長くて綺麗な髪に清楚な服装で、ヤナセと並んでも引け劣らない容貌。
正に『お嬢様!』って感じだったな。
アユネさんはヤナセにこんな風に手を添えて貰うことなんて当たり前だったのだろうか…。
自分の手を乗せるヤナセの手のひらをぼんやり見詰めてしまった。
ラウンジに入るとソファーに私を座らせたヤナセは、手際よく次回のレッスンの予約をパソコンに打ち込んでいく。
「琴海様…次回にレッスンのご説明はお送りしながらさせて頂きます…」
「はい…分かりました…」
言いようのない緊張感が湧き上がり、ゴクリと唾を飲み込む。
次回レッスン――――
それは同時に『卒業』意味する。

