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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson

あぁ…ショーツくらい自分で穿きたかった…。
宙に浮かぶ逆三角形をぼんやりと見詰めながらしみじみ思っていると、三角は徐々に遠のき始める。
「あっ…待って!」
ショーツに手を伸ばして前のめりになりかけた途端、グイッと後ろに倒された。
ひっくり返されるかと思ったら、ヤナセの胸に背が寄り掛かる。
こ、これは!
マサキチェアーに続く、『ヤナセスペシャルリクライニング』!?
そう思った瞬間、飛行機のファーストクラスにでも乗ったのかと、色んな理由でぶっ飛びたくなった。
「琴海様…ショーツに脚を通して頂けますか…」
「は、はいっ!」
「バランスが取り難いようでしたら…私の膝にお掴まり下さい…」
正にスペシャルシートなだけあって身体はヤナセの長い脚に囲まれている状態で、山形に曲げた膝が肘掛みたいになってる。
ショーツを穿くにはヤナセの胸に背中を凭れて、脚を上げた方が穿きやすいかもしれないけど、そんなことしたら魂が身体から離陸してしまいそうだ。
機体が助走に走る時みたいな小さな緊張感が、胸の中で旋回しだす。
だからついうっかり聞いてしまう。
「シートベルト…必要ですか?」
「クス…シートベルト…したい?」
「ひゃっ!」
ショーツに脚を通そうと穴に向かって離陸し始めたところで雷が落とされて――――
ズルッ!!
つま先が股間の部分に不時着してしまった。
宙に浮かぶ逆三角形をぼんやりと見詰めながらしみじみ思っていると、三角は徐々に遠のき始める。
「あっ…待って!」
ショーツに手を伸ばして前のめりになりかけた途端、グイッと後ろに倒された。
ひっくり返されるかと思ったら、ヤナセの胸に背が寄り掛かる。
こ、これは!
マサキチェアーに続く、『ヤナセスペシャルリクライニング』!?
そう思った瞬間、飛行機のファーストクラスにでも乗ったのかと、色んな理由でぶっ飛びたくなった。
「琴海様…ショーツに脚を通して頂けますか…」
「は、はいっ!」
「バランスが取り難いようでしたら…私の膝にお掴まり下さい…」
正にスペシャルシートなだけあって身体はヤナセの長い脚に囲まれている状態で、山形に曲げた膝が肘掛みたいになってる。
ショーツを穿くにはヤナセの胸に背中を凭れて、脚を上げた方が穿きやすいかもしれないけど、そんなことしたら魂が身体から離陸してしまいそうだ。
機体が助走に走る時みたいな小さな緊張感が、胸の中で旋回しだす。
だからついうっかり聞いてしまう。
「シートベルト…必要ですか?」
「クス…シートベルト…したい?」
「ひゃっ!」
ショーツに脚を通そうと穴に向かって離陸し始めたところで雷が落とされて――――
ズルッ!!
つま先が股間の部分に不時着してしまった。

