この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第25章 M Lesson 9回目

カタカタカタ…
ヤナセが淹れてくれた紅茶を啜りながら、機械仕掛けの様にキーを叩く綺麗な指を眺めていると
「琴海様…では次回は4日後に実技でご予約承りました」
タンッ!
ヤナセは確認と共に、中指でエンターキーを軽快にタッチした。
「はい!宜しくお願いします」
大分落ち着いて来て、声もハッキリ出る様になった。
ヤナセは小さく微笑んで頷き、再度パソコンのデイスプレイを視線を戻し
「琴海さまのレッスンも…残り少なくなって参りましたね…」
感慨深く言われて、なんか急に寂しさが襲ってきた。
「はい…」
「まぁ…教養も残ってますので…少しペースを抑えても大丈夫かと思いますが…」
ドックン…
「あの…それは…どういう意味ですか …?」
まさか、先日の健康診断の結果が悪かったのだろうか?
思いっきり顔に不安を浮かべてしまったが、その反面ヤナセは軽く握った手を口元に当て
「クスクス…健康診断の結果は、少し貧血気味なだけで特に何もありませんでしたから、ご安心下さい…」
ニッコリと微笑まれる。
「そうですか…良かった〜はぁぁぁ」
またしばらくレッスン禁止にされるかと思ってしまったから、ホッとして安堵の息を漏らす。
そんな私にヤナセは温かい眼差しを向けて
「本当に琴海様は頑張り屋さんですね…心配で目が離せなくなります…」
硝子玉の様に透き通る瞳を揺らめかせ、思いっきり妖艶に微笑まれた。
ヤナセが淹れてくれた紅茶を啜りながら、機械仕掛けの様にキーを叩く綺麗な指を眺めていると
「琴海様…では次回は4日後に実技でご予約承りました」
タンッ!
ヤナセは確認と共に、中指でエンターキーを軽快にタッチした。
「はい!宜しくお願いします」
大分落ち着いて来て、声もハッキリ出る様になった。
ヤナセは小さく微笑んで頷き、再度パソコンのデイスプレイを視線を戻し
「琴海さまのレッスンも…残り少なくなって参りましたね…」
感慨深く言われて、なんか急に寂しさが襲ってきた。
「はい…」
「まぁ…教養も残ってますので…少しペースを抑えても大丈夫かと思いますが…」
ドックン…
「あの…それは…どういう意味ですか …?」
まさか、先日の健康診断の結果が悪かったのだろうか?
思いっきり顔に不安を浮かべてしまったが、その反面ヤナセは軽く握った手を口元に当て
「クスクス…健康診断の結果は、少し貧血気味なだけで特に何もありませんでしたから、ご安心下さい…」
ニッコリと微笑まれる。
「そうですか…良かった〜はぁぁぁ」
またしばらくレッスン禁止にされるかと思ってしまったから、ホッとして安堵の息を漏らす。
そんな私にヤナセは温かい眼差しを向けて
「本当に琴海様は頑張り屋さんですね…心配で目が離せなくなります…」
硝子玉の様に透き通る瞳を揺らめかせ、思いっきり妖艶に微笑まれた。

