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ラブカルチャースクール 2
第25章 M Lesson 9回目

「あ…これ…」
「はい…さっき使用しました…特殊扇子です」
ケースの中に入っていたのは…
さっきレッスンで突っ込まれた
『秘伝の奥義』用の扇子だった。
「でも…これ特殊だから…作るのとか大変では?」
「いえ…大丈夫です…試作用も合わせまして100本近くありますので」
「ひゃっ…100本〜!!」
数本は作っているとは思ったけど…まさか特殊扇子だけでそんなに所持しているとは…
これはギネスものじゃなかろうか!
「はい、ですのでお気になさらずにお使い頂けたらと思います」
ハナブサは珍しくニッコリと微笑んで、蓋を閉じて私の手にケースを乗せた。
「アリガトウ…ゴザイマス…」
「いえ…活用して頂けたら扇子も喜ぶかと」
「はぁ…そうですね…」
『喜ぶ扇子』か…
思わず想像すると、プルッと身体が震えて少し腰が浮いてしまった。
ハナブサは小さく頷いて
「もし使い方が分からなかったり、他の活用方法をお知りになりたい時は受付のヤナセに申し伝えて頂ければ結構ですので」
なっ!扇子の取説までヤナセに聞くの!?
て、事はこの扇子の存在をヤナセは知っているんだ!
そう思うと、妙に恥ずかしくなって顔が熱く火照りだした。
「はい…さっき使用しました…特殊扇子です」
ケースの中に入っていたのは…
さっきレッスンで突っ込まれた
『秘伝の奥義』用の扇子だった。
「でも…これ特殊だから…作るのとか大変では?」
「いえ…大丈夫です…試作用も合わせまして100本近くありますので」
「ひゃっ…100本〜!!」
数本は作っているとは思ったけど…まさか特殊扇子だけでそんなに所持しているとは…
これはギネスものじゃなかろうか!
「はい、ですのでお気になさらずにお使い頂けたらと思います」
ハナブサは珍しくニッコリと微笑んで、蓋を閉じて私の手にケースを乗せた。
「アリガトウ…ゴザイマス…」
「いえ…活用して頂けたら扇子も喜ぶかと」
「はぁ…そうですね…」
『喜ぶ扇子』か…
思わず想像すると、プルッと身体が震えて少し腰が浮いてしまった。
ハナブサは小さく頷いて
「もし使い方が分からなかったり、他の活用方法をお知りになりたい時は受付のヤナセに申し伝えて頂ければ結構ですので」
なっ!扇子の取説までヤナセに聞くの!?
て、事はこの扇子の存在をヤナセは知っているんだ!
そう思うと、妙に恥ずかしくなって顔が熱く火照りだした。

