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ラブカルチャースクール 2
第25章 M Lesson 9回目
「あ…あの…ハナブシャ…しゃん…もう…」

何卒ご勘弁を〜!

泣いて懇願しようと思ったら…

「と言うのは…冗談です…」

「へ…しょう…ひゃん…」

そう言って、ハナブサは口端を微かに上げた。

一応冗談を言えて、嬉しいみたいだけど…

「しょ…しょうでしゅか…しょうひゃんか…」

パサ…

一気に脱力感が襲ってきて、ハナブサの背中にしがみ付いていた腕が、力なくベッドに落ちる。

呆然と天井を見上げていると、ハナブサは目を細め見下ろしてきた。

「琴海さん?」

「ひゃい…」

「最後に今一度、絶頂感に達しておきましょうか?」

真っ黒な黒曜石が妖しく光る。

「え…ひゃいご…」

確かにどの講師も最後までしっかりイカせてくれるが、今日はもう散々逝かされました…。

また扇子の要で突っつかれ、さっきの様な容赦ない爆発を味わうのだろうか…

今までもたくさん気絶したけど、今回の破壊力は半端ない。

脳みそを粉砕させられて扇子と共に飛んでイカされそうだ。

扇子の呪いを回避しようと、走馬灯の如く色んな記憶が頭の中を駆け巡り始める。

不安で固まっているとハナブサは私の腕を掴み、ゆっくりと上体を引き上げ…

優しく…抱き締めた…。

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