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使用人
第1章 ①
「急に何だよ?」
「だってさ、客には彼氏いない設定にしてんの」
「そんなのわかんないよ。髪に精子とかついてたら別だけど」
美流玖はムッとして
「マジメに答えてよ」
美流玖が仕事に出た後、晴海は裸体にガウンを羽織り
再びソファーに腰をおろした。
晴海は目の前のテーブルに置かれたスイッチを押すと、数秒後に使用人の女の子が入ってきた。
「晴海様。何か御用でしょうか?」
晴海は横に立つ使用人を見上げ
「酒を」
「はい」
しばらくして、ワインボトルとグラスを手に持つ使用人は、それらをテーブルの上に置いた。
晴海はワインをグラスに注ぎながら
「君もどうだ?」
使用人は微笑み
「ありがとうございます」
使用人は一旦部屋を出て、寝室に戻ってくると
「そのワインは?」
使用人が持ってきたワインボトルを見て言う。
「私のワインです」
晴海は笑い
「そんな安物じゃなくて、これを飲めよ」
アゴでテーブルに置かれたボトルを指し示す。
「でも、そんな高価なワイン。。。。」
晴海は使用人のワインボトルを取り、テーブルの端に置いた。
「グラスだけ自分の物を使えばいいんだ」
ポンッとソファーの座面を叩くと、使用人はその座面に腰をおろした。
晴海は使用人が手に持つグラスにワインを注ぎ
「美流玖と会った?」
「はい。さっき廊下ですれ違いました」
「だから余計に。。。か。。。」
「え?」
晴海はボトルをテーブルに置き
「何でもない」
グラスをチンッと、使用人のグラスに当てた。
「妬いているそうだ。君との関係に」
「彼女さんが?」
使用人はひと口ワインを口に含み
「でも、私はただの使用人です」
「まあ、そうだけど」
「だけど?」
グラスをテーブルに置いて、背もたれに身を沈めるようにして
「自分より綺麗な人間が使用人だと、危機感を抱くんだろうな」
使用人はクスッと笑い
「大丈夫ですよ。さっき、ブスって言われました」
晴海は苦笑して
「申し訳ない」
「いえ。気にしていませんので」
「傲慢だよな。美流玖は自分が一番綺麗だと思ってる。だから、自分以外はブスなんだ」
「彼女さん、お綺麗です。とても」
晴海は横目で使用人を見て
「正直言うと、見た目で言えば君が勝ってる」
「だってさ、客には彼氏いない設定にしてんの」
「そんなのわかんないよ。髪に精子とかついてたら別だけど」
美流玖はムッとして
「マジメに答えてよ」
美流玖が仕事に出た後、晴海は裸体にガウンを羽織り
再びソファーに腰をおろした。
晴海は目の前のテーブルに置かれたスイッチを押すと、数秒後に使用人の女の子が入ってきた。
「晴海様。何か御用でしょうか?」
晴海は横に立つ使用人を見上げ
「酒を」
「はい」
しばらくして、ワインボトルとグラスを手に持つ使用人は、それらをテーブルの上に置いた。
晴海はワインをグラスに注ぎながら
「君もどうだ?」
使用人は微笑み
「ありがとうございます」
使用人は一旦部屋を出て、寝室に戻ってくると
「そのワインは?」
使用人が持ってきたワインボトルを見て言う。
「私のワインです」
晴海は笑い
「そんな安物じゃなくて、これを飲めよ」
アゴでテーブルに置かれたボトルを指し示す。
「でも、そんな高価なワイン。。。。」
晴海は使用人のワインボトルを取り、テーブルの端に置いた。
「グラスだけ自分の物を使えばいいんだ」
ポンッとソファーの座面を叩くと、使用人はその座面に腰をおろした。
晴海は使用人が手に持つグラスにワインを注ぎ
「美流玖と会った?」
「はい。さっき廊下ですれ違いました」
「だから余計に。。。か。。。」
「え?」
晴海はボトルをテーブルに置き
「何でもない」
グラスをチンッと、使用人のグラスに当てた。
「妬いているそうだ。君との関係に」
「彼女さんが?」
使用人はひと口ワインを口に含み
「でも、私はただの使用人です」
「まあ、そうだけど」
「だけど?」
グラスをテーブルに置いて、背もたれに身を沈めるようにして
「自分より綺麗な人間が使用人だと、危機感を抱くんだろうな」
使用人はクスッと笑い
「大丈夫ですよ。さっき、ブスって言われました」
晴海は苦笑して
「申し訳ない」
「いえ。気にしていませんので」
「傲慢だよな。美流玖は自分が一番綺麗だと思ってる。だから、自分以外はブスなんだ」
「彼女さん、お綺麗です。とても」
晴海は横目で使用人を見て
「正直言うと、見た目で言えば君が勝ってる」

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