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使用人
第1章 ①
使用人のグラスが空になり

「酔ってますね」

微笑する。

晴海は笑い

「酔ってないよ」

「じゃあ、今の言葉は彼女さんにとっては罪になります」

「取り消すよ」

「そうしてください」

晴海は、身を前に出し

「俺は彼女を愛してる」

「知ってます」

しばらく二人は沈黙して

「もう少しいただいてもよろしいですか?」

晴海は我に帰ったようにハッとして

「いいよ。飲んで」

ボトルをつかむと

「カラか。。。」

「じゃあ、私のを」

そう言い、テーブルの端に置かれたボトルに手を伸ばすと

「あ。。。」

中腰のままバランスを崩し、晴海の胸元に体が寄りかかった。

「すみません」

寄りかかったまま、晴海の顔を見て言う。

「酔ってますね」

「そうだな」

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