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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第4章 謀略女と謎解き男
☆☆☆
約1時間後・・・

うわあああああああああああ!!!!

少し広めのトイレ個室。洗面台の前で私は叫びだしそうになりながら頭を抱えていた。

な、何が『私たちの謎解きゲームは順調に滑り出したのである』・・・だ!!

つい先程までのゲームでの己が振る舞いを思い出し、私は涙目になって頭を振る。

『これ、透かしてみるとか、火で炙るとかそういうのか?』
『んなわけない』

共感性どこ行った!?

『なあ、これって・・・』
『ちょ、静かに!!』
『はい・・・』

話を聞けええ!!!


『分かった!!』
叫んで、彼を置いてスタッフのもとへダッシュ!

協調性ゼロかよ!
甘えるとかどーした!?

のっけからこれである。

挙句の果てに『勝負よ!』って・・・安心感どころか、競争心を煽ってどうする!?
私は一体今日何をしに来たんだ。

敢えてここですべてを語ることはしないが、後は推して知るべしである。女子力のカケラもない。ただ、ただ自分の欲望のままに謎解きを楽しんでしまったのだ。

も・・・もうダメだ・・・嫌われた・・・嫌われたに違いない・・・。

再び頭を抱える。本当はうずくまってこのまま石像にでもなってしまいたい。それほどの後悔が私の胸に押し寄せていた。

今がどんな時間かというと、謎解きが終わり『お腹空きませんか?なんか食事でも?』と彼が言ってくれたことから、歌舞伎町にほど近いビルにあるイタリアン・バルに入ったところだ。バルにつくまで、あまりにも楽しかった謎解きの興奮が覚めやらなかった私は、『あの謎は面白かった』だの『あそこで急にスタッフが出てきたのには超びっくりしたー』だとか、無邪気に感想をまくし立てていたのだが、静かな雰囲気のバルで腰を下ろした途端に、『あれ?当初の計画は・・・?』などと思い出し、自分のあまりの不甲斐なさにいても立ってもいられなくなって『ちょっとトイレ・・・』と席を外してきた・・・というわけだ。

ううう・・・席に戻りたくないよー。
戻って、彼がいなかったら私はもう立ち直れないかもしれない・・・。

そうは言っても、出ないわけにはいかない。
げっそりした顔を鏡に写した私は、のろのろと申し訳程度に化粧を直してみたりしていた。
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