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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第4章 謀略女と謎解き男
基本こういった謎解きはノーヒントである。どうしてもヒントが欲しければ、登録したラインから『ヒント01』とメッセージすると、ガイドと呼ばれる人からのヒントのメッセージがもらえると言われてはいた。しかし・・・

使いたくないぞ!!

その気持ちは怪談男も同じだったらしい。二人してあーでもないこーでもないと謎を解こうとしていた。

「これ、透かしてみるとか、火で炙るとかそういうのか?」
「んなわけない」

そうだ、基本的にこういう謎解きは、与えられたキットの中で解けるようになっているはずだ。光に透かすなどがあるなら、光源が用意されているはずである。そもそも火事の危険があるから火で炙るなんてあるわけがない。

むむむむむ・・・

私は手紙を表にしたり裏にしたり、封筒の中を仔細に眺めたり、封筒と手紙を重ねてみたりといろいろやってみた。

んー、違うか・・・。

「なあ、これって・・・」
「ちょ、静かに!!」
「はい・・・」

これって。この血糊・・・なんか不自然な気が・・・。
私が目をつけたのは、血の飛び散り方が不自然に直線的になっているところがあることだった。それがあちこちに・・・コレってもしかして?

「分かった!!」

私が言うと、『え!?』と怪談男がこちらに目をやる。

「これ、ほら!ここのところ。不自然に直線的に血が途切れている。ここと、ここをこうやって折り曲げて合わせると・・・」
「そうか・・・これ、広げて書かれたわけじゃなくて、折り曲げた状態で書かれたのか」

そうなのである。この手紙は折り紙のように複雑に折った状態で上から細いボールペンのようなものでメッセージが書かれていたようなのである。血糊の形がちゃんと繋がるように苦労して折り曲げると、そこにメッセージが現れた。

表には『ガッコウ』
そして裏には『ゴロウ二ツカマラナイデ』

そんな文字が読み取れた。

「やったー!!」
謎が解けた喜びに私は一目散にスタッフのところに。
怪談男も、私のを見ながら手紙を折り曲げ、『なるほど』と得心している。

へへへ!どんなもんだい!

得意げにスタッフに謎の答えを言うと、スタッフはにこりと笑って次の部屋の扉を開いてくれた。

「おめでとうございます!では、夜の廃校に行ってらっしゃい・・・」
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