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初恋のメリーバッドエンド・幼馴染とのハッピーエンド
第3章 執着と純愛と
「愛とはね?可奈。その人の為に祈る事だよ、無償の奉仕をする事なんだ。自分の立場や都合を越えてね、相手の救済と幸せを心の底から願うこと。その暖かさこそが愛なんだよ・・・?」

 自分に食って掛かって来る、かつての思い人に対して静かにしかし、ハッキリと優弥は告げた。

「・・・なにそれ?そんなの愛じゃないよ。だって愛とは欲望も純粋さも何もかも、お互いに受け止め合って高め合って。そうやって新たな世界や絆を作り上げて行く事なんだから!!!」

「だけど君と兄さんは終わってしまった」

 優弥の言葉に可奈が思わずハッとなる。

「可奈の言う“愛”が真に絶対的なモノならば、“死”すらも乗り越えられるモノなんじゃないのか?だけど君は昨日言っていただろ?兄さんが死んでから“宙ぶらりんになっちゃった”って・・・」

「・・・・・」

「愛とはそんなに儚いモノか、脆いモノか。切ないモノか?いいや、俺はそうは思わないね。いまの人達と言うのはさ、どうしたって“愛情”を自分達の欲望の捌け口だったり、セックスと結び付けて考える。だからおかしな事になっちゃうんだよ・・・」

 そこまで言うと、黙りこくってしまった幼馴染に対して優弥が更に語り掛けて行く。

「俺はね可奈、いま凄く幸せなんだよ?この果てしない宇宙の片隅で、広大な世界の只中で可奈と言う一番大好きな女の子に出会えたんだから。その人の為に祈る事が出来ているんだから、一緒にいる事が出来ているんだからさ!!!それって凄く尊い事じゃないのかな?幸せな事じゃないのかな・・・」

「そんなこと・・・っ。だってそれは!!!」

「俺はね、本当に幸せだよ?決して強がっているんじゃなくて、マジで心が満たされているんだ。ちょっと恥ずかしいけど言わせてくれよ?可奈。君と言うステキな女の子に出会えて、恋する事が出来てさ。その上君の救済と幸せを祈り続ける事が出来ているんだから。俺は充分に幸せだ。・・・まあ、ただ?ほんのちょっとだけ、兄さんよりも不幸せだっただけさ」
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