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初恋のメリーバッドエンド・幼馴染とのハッピーエンド
第2章 初恋との邂逅
「・・・サイテーだよ?優ちゃん」

「・・・うん、そうだね。俺もそう思う」

 自分達の逢瀬を盗み見されていたと知った、可奈の口調が鋭くなるがそれをやんわりと受け流しつつも優弥は続けた。

「何とか可奈の事を忘れようと思って、地元を出て。本当に逃げるように勉強や部活に打ち込んだよ、いま思えば良く出来たと思うよ?マジで必死だったんだな。でさ、そんな事を繰り返している内に何人かの彼女が出来てさ?その・・・。セックスもしたよ」

「・・・・・。何人位の人と付き合ったの?」

「3人かな。ちなみに全員とセックスしたよ?その内の一人は処女の子でさ、あの時は凄い難しかったけれど。だけどそれでも嬉しかったな・・・」

「・・・それで、あの。どうして別れちゃったの?もし良かったら教えてよ」

「・・・可奈が忘れられなかった」

 いささか申し訳無さそうにしながらも、それでもグイグイ来る幼馴染に優弥は落ち着いた口調で話し続けた。

「あの子達とお喋りをしている時も、何処かに遊びに行った時も。セックスをしている時さえも、可奈の事が忘れられなくてさ?それでやっと気付いたんだ、“俺はこんなにも可奈の事が好きだったんだな”って。それで・・・」

「・・・そっか」

 それを聞いた可奈は少しの間は何事かを考え込んでいたけれど、やがて顔を上げて“こっち!!!”と彼を明確に何処かへと連れて行こうとする。

 だがしかし。

「・・・可奈。もうそろそろ戻らないとみんなが心配するから、もう良いだろ?」

「じゃあLINEを交換しようよ。それかもしくは連絡先だけ教えて、後でメッセージを送るから・・・」
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