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混浴露天風呂・痴漢ワニに囲まれて
第8章 ワニ
茉莉子が部屋を出て、トイレに入ったことを確認した、3人。

「行くぞ」

壮介が言うと、服を脱いで、全裸で静かに階段を下りた。そして、脱衣所に入ると、駆け抜けて、さらに浴室も通り過ぎ、身体を手早く洗うと、露天風呂に浸かった3人。

当然、『使用中』の札は、掛けていない…。言い訳は考えてある。酔っていて掛け忘れた。

あとは、茉莉子が入ってくるまで待つだけ…。

「なあ。トイレに行って、部屋に戻って寝てしまうってことはないだろうな?」

壮介に征人が訊いた。

「食事の時点でも汗を掻いていたし、この湿度で、エアコンもつけないで寝て、汗を掻かないはずはないし、目を覚ませば、気持ち悪いことに気が付くさ。絶対に、風呂に入るさ」

壮介が答えたが、

「浴室でシャワーだけで終わったら、ここで張り込んでいても無駄にならないか?」

と、今度は将星が訊いた。

「大丈夫だ。茉莉子はリピーターだ。ここの温泉が気に入っているはず」

壮介は将星と征人に話しながら、自分に言い聞かせるように話して、最後に、

「もう、賽は投げられた。もし、10分経っても、来なかったら、引き上げよう」

と、言った。ちょうど、そのタイミングで、人が入ってくる気配が露天風呂にまで伝わってきた。

微かな音だが、脱衣所の籠を動かすような音。そして、2分ほどすると、ガラガラと脱衣所から浴室に入るところの引き戸が動く音がした。

壮介が頷く。将星と征人がそんな壮介を見て、フッと笑ってから頷いた。

「来い!こっちだ」

壮介が囁くように言った。

浴室から露天風呂に出る引き戸…。それが開いた。茉莉子が見えた。

抜けるような白い肌。視力の良い壮介には、肌のキメの細かさから、恥丘の上に生えた陰毛のボリューム感までわかった…。

将星も目を凝らして見ている。なかなかのボリューム感のあるバスト。少し大きめの乳輪。その中央に大豆くらいの大きさの乳首が確認できた。

征人も眉間に皺を寄せながら、必死に見ていた。

3人がいる場所は、入ってきた茉莉子からは見えにくい。奥まっている上に、岩風呂で岩陰になっている。

茉莉子がシャワーで身体を流す音が聞こえた。そのシャワーの音が聞こえなくなると、3人の鼓動が高まっていった。
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