この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
混浴露天風呂・痴漢ワニに囲まれて
第8章 ワニ
妙な夢を見て、汗を掻いた茉莉子。食事の間に仲居が敷いた布団の上で、天井を睨んでいた。自分が生み育てた子だけど、息子達が疎ましく思えてきた。

他人なのに、あの3人と話ができるのに、実子なのに話ができない息子達。

思えば、この数年、息子達と話ができていなかった。多分、息子達4人を足しても、さっきの食事とそのあとのあの3人との話の時間の方が長いし、じっくり話ができていた。何より、息子達と話すと、ほぼ返ってくるのは罵声だったが、あの3人と話していると、そんなことは一度もなく、楽しい話だけでなく、深い話、会ったばかりなのに、赤裸々にトークしてくれる。そう、心を閉じている息子達と、心を開いてくれる3人。

「なんてことなの…。自分が生み育てた子より、今日、数時間前に知りあって話すようになった3人の方が心が通うなんて…」

茉莉子は言葉を噛み締めた。

息子達との年末の一連のやり取りは、揶揄い?それとも…。DVDの存在が重かった。あれをどんな思いで息子達は見ていたのか。もしかすると、見た結果が、あの一連のやり取りだったのかもしれない…。

もしかすると、揶揄いではなくなってしまうかもしれない…。でも、長男にも次男にも、交際している女の子がいる感じだし、さすがに、そんなことはない。

ただ、男子校で寮生活をしている三男と四男は…。

夢の中での出来事だけど、息子達に、襲われる自分を想像した茉莉子。



絶対、無理。
絶対、ダメ。

近親相姦だなんて…。

溜息を吐いた茉莉子。

気分を変えないと、どんどんネガティブになってしまいそう。

そう思いながら、起き上がた茉莉子。



汗で身体に張り付く浴衣。ショーツも張り付いていた。


「え?」

とだけ、言葉にした茉莉子。濡れている…。ショーツのヒップの辺りが張り付いているのは汗。でも、フロントやクロッチ…。陰毛の黒い茂みがフロントの布地から透けて見える。

クロッチの布地は、二重ということもあって透けはしないけど、べったりと張り付いていた。
/59ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ