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混浴露天風呂・痴漢ワニに囲まれて
第8章 ワニ
妙な夢を見て、汗を掻いた茉莉子。食事の間に仲居が敷いた布団の上で、天井を睨んでいた。自分が生み育てた子だけど、息子達が疎ましく思えてきた。
他人なのに、あの3人と話ができるのに、実子なのに話ができない息子達。
思えば、この数年、息子達と話ができていなかった。多分、息子達4人を足しても、さっきの食事とそのあとのあの3人との話の時間の方が長いし、じっくり話ができていた。何より、息子達と話すと、ほぼ返ってくるのは罵声だったが、あの3人と話していると、そんなことは一度もなく、楽しい話だけでなく、深い話、会ったばかりなのに、赤裸々にトークしてくれる。そう、心を閉じている息子達と、心を開いてくれる3人。
「なんてことなの…。自分が生み育てた子より、今日、数時間前に知りあって話すようになった3人の方が心が通うなんて…」
茉莉子は言葉を噛み締めた。
息子達との年末の一連のやり取りは、揶揄い?それとも…。DVDの存在が重かった。あれをどんな思いで息子達は見ていたのか。もしかすると、見た結果が、あの一連のやり取りだったのかもしれない…。
もしかすると、揶揄いではなくなってしまうかもしれない…。でも、長男にも次男にも、交際している女の子がいる感じだし、さすがに、そんなことはない。
ただ、男子校で寮生活をしている三男と四男は…。
夢の中での出来事だけど、息子達に、襲われる自分を想像した茉莉子。
絶対、無理。
絶対、ダメ。
近親相姦だなんて…。
溜息を吐いた茉莉子。
気分を変えないと、どんどんネガティブになってしまいそう。
そう思いながら、起き上がた茉莉子。
汗で身体に張り付く浴衣。ショーツも張り付いていた。
「え?」
とだけ、言葉にした茉莉子。濡れている…。ショーツのヒップの辺りが張り付いているのは汗。でも、フロントやクロッチ…。陰毛の黒い茂みがフロントの布地から透けて見える。
クロッチの布地は、二重ということもあって透けはしないけど、べったりと張り付いていた。
他人なのに、あの3人と話ができるのに、実子なのに話ができない息子達。
思えば、この数年、息子達と話ができていなかった。多分、息子達4人を足しても、さっきの食事とそのあとのあの3人との話の時間の方が長いし、じっくり話ができていた。何より、息子達と話すと、ほぼ返ってくるのは罵声だったが、あの3人と話していると、そんなことは一度もなく、楽しい話だけでなく、深い話、会ったばかりなのに、赤裸々にトークしてくれる。そう、心を閉じている息子達と、心を開いてくれる3人。
「なんてことなの…。自分が生み育てた子より、今日、数時間前に知りあって話すようになった3人の方が心が通うなんて…」
茉莉子は言葉を噛み締めた。
息子達との年末の一連のやり取りは、揶揄い?それとも…。DVDの存在が重かった。あれをどんな思いで息子達は見ていたのか。もしかすると、見た結果が、あの一連のやり取りだったのかもしれない…。
もしかすると、揶揄いではなくなってしまうかもしれない…。でも、長男にも次男にも、交際している女の子がいる感じだし、さすがに、そんなことはない。
ただ、男子校で寮生活をしている三男と四男は…。
夢の中での出来事だけど、息子達に、襲われる自分を想像した茉莉子。
絶対、無理。
絶対、ダメ。
近親相姦だなんて…。
溜息を吐いた茉莉子。
気分を変えないと、どんどんネガティブになってしまいそう。
そう思いながら、起き上がた茉莉子。
汗で身体に張り付く浴衣。ショーツも張り付いていた。
「え?」
とだけ、言葉にした茉莉子。濡れている…。ショーツのヒップの辺りが張り付いているのは汗。でも、フロントやクロッチ…。陰毛の黒い茂みがフロントの布地から透けて見える。
クロッチの布地は、二重ということもあって透けはしないけど、べったりと張り付いていた。

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