この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Mの誘惑 -封じ込めた告白-  和田みさき著
第8章 落ちて行く私
 「おっ、おぉッ」
 本体に突き立ったディルドーが口の粘膜を犯した。咥えるだけで意識が遠のいた。ゴムというより硬直した肉を思わせた。
 ペニスに見立てたものではなく、ペニスそのものであり、私はペニスにしがみついて奉仕した。ゴムの香りはわずかに残っていたが、女たちの蜜の味のほうが深く染みついていた。
 ふと観客の方に目を向けたとき、私は戦慄するほどの性感に震え上がった。前列に腰掛けた観客の顔が、ステージの光を借りてぼんやりと浮かび上がっている。口元の笑みや姿勢を見れば、どういう劣情で鑑賞している分かってしまう。
 改めて、自分は貴重な見せ物だと痛感した。ここに居並んだ三十人ほどの好色家は、女がひとりで狂うのを心の底から見たがっている。それがごく普通の女なら、なお素晴らしく、どこにでもいそうな会社員の妻で、美しい肌と豊かな肉を持ち、感受性のつよい女とくれば、最高だと思っている。 
 「あぁだめぇッ――!」
 私は、ここに集まった人間の好奇心を深掘りし、自分が極上の素材であることに怯えた。性的な獲物になっているという怯えは、恥ずかしさと同じように私を敏感にした。反射的にゴム製のペニスを噛みしめ、舌を這わした。そして、自分を照らす光のなかで痛切に絶頂した。
/78ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ