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Mの誘惑 -封じ込めた告白-  和田みさき著
第8章 落ちて行く私
 館の主は、キングサイズのベッドに私を寝かせ、
 「男が欲しいか?」
 「欲しい。誰でもいいから入れて……」
 「私は抱くだけの価値を認めた女性《ひと》以外は抱かない。貴女はそれだけの価値がある女性《ひと》だ」
 男としてもう役に立たないと言っていたのに。
 隆起したペニスは、大きさこそ平均的だが、亀頭が異常なほど膨れ上がっており、まさしく象亀《ぞうがめ》の頭のようだ。亀頭と竿には大きな溝があり、まるで釣り針の返しのようで、一度入れると抜けそうにない。
 私の両足を陰部が上を向くまで持ち上げると、真上から差し込んだ。その圧迫感は強烈で、出産時の逆流だ。大陰唇、小陰唇を押し広げ、尿道口やクリトリスにまで圧力がかかる。存在感を示しつつも、あくまでゆっくりとさらに奥に進む。膣壁の腹側を刺激されると、無重力状態のようになり、何も分からなくなる。
 「アァ- 駄目。 そこはやめて。 頭がおかしくなる」
 謂わゆるGスポットを直撃され、内側から痺れる。
 ヒダのひとつひとつを数えるように、ゆっくりと進んでは戻る。戻る時の刺激は、強烈だ。亀頭が外に出るまで戻っては、また入るを繰り返されると、ヒダが追いかけるように脈打ち、イソギンチャクのように動く。
 「ダメ- 漏れる……」
 亀頭の栓が外れると、地下水が湧き出るように潮を吹いた。
 何度も何度も意識が遠のく。もう何も考えられない。遂にその時が来た。
 「アァッ- イク イク イクッ-」
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