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あなたに抱かれたい
第9章 親子四人の生活
その後は旅行帰りにありきたりな道中の楽しかったことや土産話で盛り上がったが、茉優は心ここにあらずという具合にスマホを弄ってまったく興味を示さなかった。
やがて茉優は生欠伸を噛み殺しながら
「私、明日は早いから先に休ませてもらいます」とそそくさと席を立った。
そのタイミングで「じゃあ、僕も自分の部屋に行くから、後はお二人でのんびりしておいてよ」と姉の尻を追いかけるように正弥も慌てて自分の部屋に逃げた。
「私…お二人に歓迎されていないみたいだわ…」
母親になることを大歓迎して、もっと甘えてくれるのかと思っていただけに、素っ気ない二人の態度に久美子は顔を曇らせた。
「二人とも思春期だからね
あんなもんだよ」
そう言って「気にするな」と拓哉は久美子を慰めた。
「私…早く本当の母親になりたいわ」
それは茉優と正弥の母親になるという意味合いではなく、拓哉との愛の結晶をこの身に宿したいという思いだった。
「ねえ、一日も早く私を妊娠させてよ」
「そうだね…期待に応えるように頑張るよ」
早く久美子を妊娠させないと体力が持ちそうもないので、頑張るしかなかった。
「じゃあ…子作りの儀式の前に一緒にお風呂に入ろうか」
「まあ!さっそくにも混浴?恥ずかしいわ、子供たちがいるというのに」
「なあに、あいつらは部屋にこもってイヤホンでスマホ動画に夢中だよ」
だから、少しぐらい声を出したっていいんだよと
卑猥な手付きで久美子の尻を撫でた。
篠塚家の嫁として、初めて自宅のお風呂に一緒に入る。
単なる入浴なのに、やけにドキドキして湯上がりの子作りの儀式に期待させられる。

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