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◯◯と私
第1章 リクと私
「あぁっ、んぅ、リク……っ」
リクの舌が私の首を這っていく。
リクはいつも私に優しく触れてくれるのに、今日は分かりやすく焦りを感じる。
「ねぇ、どしたのリク……あっ」
舌を這わせたまま長い指で乳房の周りをなぞる。触ってほしいところには触ってくれない、リクなりの優しい意地悪だ。
「萌ちゃん、明日から新しい人が入ってくるって言ってたよね?」
「んっ……あ、うん……でも初日だから、午前中で終わるって店長さんが。……あぁっ! あっ、リクっ……! そこはだめ、ぁっ」
店長、という言葉に反応したリクが、舌を首から右耳に移動させた。熱い吐息が私を惑わせる。
「店長も男、新人も男。花屋なら女性が多いって思ってたのになぁ……」
「んっ、んぁ、あっ……あっ、うん……でも、大丈夫だから。ね。何もない。私はリクだけだもん」
「萌ちゃんがそうでもさ……」
会話を続けながらも、リクは舌を離して私の足を広げてみせる。恥ずかしさで顔が沸騰しそうになる私を、リクは意地悪に笑う。
「萌ちゃんがそうでも、他の奴らがどうかなんて分からないよね?」
「あっ、ぁ、ぁん、リク……っ……心配っ、ん、してるの……」
「当たり前じゃん、萌ちゃんはモテるんだから」
「そんなこと……あっ、あん、リク……!」
優しさと嫉妬にまみれたリクが私の中に入ってきて、もう何も考えられなくなる。
リクと付き合い始めてもうすぐ二年。いつも穏やかで優しいリクだけど、実は嫉妬深くて、私が男性と関わろうとするだけで心配になってしまう。付き合い始めてすぐはそんな感情を表に出さなかったのに、最近は容赦なく表すようになった。
そんなリクの優しさと独占欲に、私の身体と心は満たされていく。
今働いている花屋に入る時も大変だった。
店長が男性だからだ。でもだいぶ歳が離れているし、大丈夫だと必死に説得した。
……本当は、大丈夫じゃないんだけど……。
リクとの今の幸せな関係を続けるためには、隠さなくてはいけないことだってあるのだ。
「あっ、ぁ、萌ちゃん……好きだよ、好きっ」
「あんっ、ぁっ、あっ、リク、私も好き……大好きっ」
リクと私が混ざり合って、訳がわからなくなって、余裕のないリクの可愛い顔を見ていたら全てがどうでもよくなって、私は店長の顔を頭から消した。
リクの舌が私の首を這っていく。
リクはいつも私に優しく触れてくれるのに、今日は分かりやすく焦りを感じる。
「ねぇ、どしたのリク……あっ」
舌を這わせたまま長い指で乳房の周りをなぞる。触ってほしいところには触ってくれない、リクなりの優しい意地悪だ。
「萌ちゃん、明日から新しい人が入ってくるって言ってたよね?」
「んっ……あ、うん……でも初日だから、午前中で終わるって店長さんが。……あぁっ! あっ、リクっ……! そこはだめ、ぁっ」
店長、という言葉に反応したリクが、舌を首から右耳に移動させた。熱い吐息が私を惑わせる。
「店長も男、新人も男。花屋なら女性が多いって思ってたのになぁ……」
「んっ、んぁ、あっ……あっ、うん……でも、大丈夫だから。ね。何もない。私はリクだけだもん」
「萌ちゃんがそうでもさ……」
会話を続けながらも、リクは舌を離して私の足を広げてみせる。恥ずかしさで顔が沸騰しそうになる私を、リクは意地悪に笑う。
「萌ちゃんがそうでも、他の奴らがどうかなんて分からないよね?」
「あっ、ぁ、ぁん、リク……っ……心配っ、ん、してるの……」
「当たり前じゃん、萌ちゃんはモテるんだから」
「そんなこと……あっ、あん、リク……!」
優しさと嫉妬にまみれたリクが私の中に入ってきて、もう何も考えられなくなる。
リクと付き合い始めてもうすぐ二年。いつも穏やかで優しいリクだけど、実は嫉妬深くて、私が男性と関わろうとするだけで心配になってしまう。付き合い始めてすぐはそんな感情を表に出さなかったのに、最近は容赦なく表すようになった。
そんなリクの優しさと独占欲に、私の身体と心は満たされていく。
今働いている花屋に入る時も大変だった。
店長が男性だからだ。でもだいぶ歳が離れているし、大丈夫だと必死に説得した。
……本当は、大丈夫じゃないんだけど……。
リクとの今の幸せな関係を続けるためには、隠さなくてはいけないことだってあるのだ。
「あっ、ぁ、萌ちゃん……好きだよ、好きっ」
「あんっ、ぁっ、あっ、リク、私も好き……大好きっ」
リクと私が混ざり合って、訳がわからなくなって、余裕のないリクの可愛い顔を見ていたら全てがどうでもよくなって、私は店長の顔を頭から消した。

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