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NEXT EXTRA 2025
第3章 Halloween Cosplay
まずは、ベッドの上に座るように促される。

ゆっくりそっと、腕を組んだように胸を隠しながら、腰掛ける。

太ももからずり上がってくるセーターを、慌てて片手を外して押さえてみるも、あまり効果はない。

なんとか座りきったものの、全身のあらゆる場所が気になって、すごく落ち着かない。

そんなまごまごしてる様子も、羚汰は写真に収めているようだ。

稜の周りをぐるぐる角度を変えて移動している。

スマホ越しの視線が痛くて、息苦しい。

ほんと、早く終わって欲しい。

「じゃ、右手を頭の上に置いて」

さっき散々羚汰の時に指定した手前、断る訳には行かない。

頭に?置く??

「もう片方も、手を重ねるようにー」

何このポーズ。頭を抱えて困った!みたいな。
セクシーとは程遠い、変なポーズ?

「いいね。で、そのまま、肘を開くように。で、うなじにそのまま手は滑らせて...。そう」

バランスを取るため胸がひらいて、背中がそってくる。
もちろん、どこも手で隠せない。
一気にセクシーっぽくなったのがわかる。

「いいね。で、目線、このあたり」

と、羚汰の手がヒラヒラとした、左下に視線を向ける。

「やっば...」

羚汰が勢いよくよくあらゆる方向や角度から、スマホを向けている。

「じゃ、次はー。手、下ろして、こっちに置いて」

言われるままに、手をついたり、寝そべってみたり。

とりあえず、指示をなんとかこなして。

「...なんかさぁ。イイんだけどさー。なんかさぁー」

稜のまわりをぐるりと見渡しながら、羚汰がうなる。

何かとは。

ふいに、右肩の後ろに、ぬるっと感じた。

背後から近づいた羚汰が、ねっとり肩を舐めたらしい。
いつの間にか、スマホを掲げてるようにもない。

「っ!ちょっと。お触り禁止でしょ」

「触って無いけど?」

苦しい言い訳しながら、唇が頬を掠めて耳元にキスを落とす。

「稜...。リラックスして?」

確かにずっと緊張してる。
この格好でリラックスと言われても。

吐息とともに唇が触れて、稜もそれを受け入れる。
優しくゆっくり触れるだけのキスが、少しだけ稜の緊張を解す。

「ん...ちょっと良くなった」

そう?今ので?

今度は少し唇が開いて、舌が優しくねっとり絡まる。

「...はぁ」
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