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NEXT EXTRA 2025
第3章 Halloween Cosplay
洗面所まで連れ立って向かい、稜が差し出したのは、昔結婚祝いで頂いた高級バスローブ。
新婚の時はよく使ってたけど、いつの間にか使わなくなってた。
10年経っても、生地が良いからか、全くそんな古臭い感じは無い。

「うわ。懐かし。よく捨てずにとってたね、これ」

だから、捨てらんないんだって。
喉まで出かかったけど、悲しくなる気がして飲み込んだ。

バスタオルのストックに混ざって、この洗面所でごく最近発掘された。

「でもこんなの、昔よく着てたし。今さらだけど」

着ていたパジャマをそのまま洗面所で脱ぎ捨て、早速バスローブを着てみてる。

確かに、あのセーターとは、セクシー度が違うかもだけど。
我が家にあるセクシーな服ってこのぐらいしか思いつかない。

「パンツは?脱いだ方がいい??」

「脱がなくていい!」

そんなセクシーは求めてない。

だけど、なんか今のままでは足りない。

普通に前を合わせていたものを、少しこう開けてー。

「えっち...」

あのセーターを着せたがってる人に言われたくない。

少し肌を露出させてみるも、なんか足りない。

ふと思いついて、稜は自分の手を水で濡らし、その手を羚汰の髪に撫で付ける。

「つっめた...」

前髪を濡らして、はだけた胸のあたりにも水滴を散らす。

うん。これだ。

初め驚いていた羚汰が、意図を理解して笑ってる。

「さっき乾いたとこなんだけどなー」

どんどん水を追加して、かなり前髪が重たそう。

前髪から落ちてくる水をかわすために、羚汰が目をつむっていて。

ふと目が開いて、その瞳に吸い込まれそうになる。

「じゃ、ベッドで撮ろ。15分ね。私撮るから、羚汰時間計ってね」

「撮影、こっちでいいじゃん。こんな濡らしておいて。なんなら風呂場で」

そう言う羚汰の腕をひっつかんで、寝室に移動する。

さっきは、ヤバかった。


「じゃ、はじめまーす」

「何をどーしたらいいの?」

ぶつぶつ言いながらも、羚汰がベッドに適当に寝転がる。

気だるい感じが案外いい。

何枚か撮って。
ベッドに立ち上がって、上から撮影してみる。

「目線くださーい」

結構楽しくなってきた。
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