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NEXT EXTRA 2025
第2章 Halloween Deep Night
バランスを取ろうと伸ばした手を捕まれ、後ろから絡まった腕や足によって、体がぐるりとベッドの上に押しやられる。

離れそうになる唇を、どちらともが求めて、荒々しく引き寄せては舌を絡ませる。

「...いい?」

ガマン出来ないと言わんばかりの苦しい声が、わずかな唇の隙間から零れてきた。

さっきから羚汰のソレが、密着した肌から感じていて体が熱い。

返事すら出来ないキスの応酬の中、なんとか小さく頷く。

「いくよ...」

その言葉とほぼ同時に、羚汰が自制しながらゆっくりと入って来た。

柔らかなスプリングが効いたベッドでの正常位の挿入が、安心感からか快感がカラダの隅々まで駆け抜けて満たされる。

さっきまでの不安定なのも、あれはあれで良かったけど。

「っは...」

声が出そうになって、片手で押さえる。

すっかり目が暗さに慣れてきていて、天井の隅っこが結構明るい。
きっと洗面所の明かりが漏れてきている。

もう少し暗くしないと、子どもたちは起きてこないだろうか。

今少し声が出ちゃったけど、大丈夫だろうか。

「何か、別の事、考えてる?」

もうカラダを知り尽くしている羚汰には、一切の隠し事は出来ない。

「今は、...俺に集中して?」

ちょっと拗ねたように笑いを含んだ声が、ゾクゾクする。

「でも、余裕がある...ってことだね」

ゆっくり動いていた腰が、勢いよく奥を突く。

「...っ!...りょ、た...ま、まっ...て」

太ももの内側から潜り込んだ両手が稜のお尻を掴んで、大きなストロークを開始する。

奥を執拗に、リズミカルに突かれて、声の我慢もままならない。

目の前が霞んで、何かに、何かに捕まってないと。

「あっ、だめぇっ、イっ...」

弾けるように駆け巡る快感が、稜の思考を奪う。

「っは、稜っ...」

ベッドの跳ねるようなスプリングが羚汰の動きを増長して、稜を瞬く間に追いつめる。

「っ、だめだめだめっ、イっ、...クぅ」

激しく体を痙攣させ、今日何度目かの果てに飛ばされた。


頭の辺にある沢山の枕のいくつかを手当り次第に掴んでいたのだろう。

羚汰の手がそれらを払いのけて腕が引っ張られ、震える体を抱きしめられる。
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