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NEXT EXTRA 2025
第2章 Halloween Deep Night
羚汰に連れられて、洗面所を後にする。

数歩歩けば手前のベッドに辿り着く筈なのだが、一気に暗い場所に来たから目が慣れず、立ちすくんでしまう。

繋いだ手だけが頼りで、絡まった指に力を入れる。

稜が目が慣れる前に、その手が引っ張られておそらくベッドに辿り着いて。
なんとかよじ登る。

恐らく枕元のライトをつけようと、なにやらゴソゴソ羚汰がしてるのが気配で分かる。

若干目が慣れてきて、ベッドに深く登りなおす。
羚汰が手を離さないので、なんとも動きにくいけど。

ぱあっ、と辺りが一気に明るくなった。

「やべっ」

サスガに羚汰も慌てて繋いだ手を離して、光の量を調節し、見えるか見えないかぐらいの薄暗がりにしてる。

さっき一瞬明るくなった時に分かった事だが、ふたつ並んだベッドの、今座ってない方にめっちゃ荷物が広がっていたんですけど。

「ごめんごめん」

素早く戻って来た羚汰が、部屋の様子に呆れて止まった稜をベッドに引き入れる。

「...ちょっ」「お待たせ」

するすると気づけば、ベッドの上に組み敷かれて、艶めかしいシーツに2人ごと包まれる。

まだチカラが入りきらない上に、耳元で甘く囁かれて、そのままわずかに舌が触れる。

「声、大丈夫そう?」

そうだった。
なんか色々あって、忘れてたけど。

首を伸ばして、薄暗がりの中2人の様子を探る。
この位置から見えないのだが、荷物が並べられたもう一つのベッドの向こう、床とさほど変わらない場所におそらく琉尹が。
その足元のあたりに見えるベビーベッドに、おそらく玲那が。
爆睡しているのか、気配しか感じない。

体をなんとか起こし、めいっぱい首を伸ばして、それぞれの体の一部をわずかに確認する。
布団なりパジャマなりが、深い呼吸で上下するのをなんとか目視することが出来た。

「大丈夫。寝てるって」

いつの間にか背中にキスを落としていた羚汰の指が伸びてきて、胸を掴むようにしてもう一度ベッドに引き入れられる。

「ね。...ほんと、...っ」

本当にするのか?と聞き切る前に、開いた口に舌が伸びてきて。
瞬く間に舌で口内がいっぱいになる。

「んぅ...ふっ、んっ...」
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