この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イケナイアソビ。
第4章 先生とぼくの秘密のじかん。
次から次へと、ぽろぽろ涙が溢れてくる。
どうしよう、どうしたらいいの?
助けて。
助けて。
苦しいよ。
「せんせ、せんせ……」
どうしていいのかわからなくなって、涙で揺れる視界のまま先生の顔を見上げたら――。
にやりと口元が歪んでいるのが見えた。
……怖い。
いつもの先生じゃないみたい。
ひょっとして――。
ぼくのこんな浅ましい姿を見て嫌いになっちゃった?
嫌われた?
厭らしい奴だって思われた?
そりゃそうだよね。
男の人に触れられて腰を揺らして、女の子みたいに喘いで――。
おしっこも漏らすなんて……汚い子だって思われた!
「せんせ、は……ぼくが、嫌い?」
だからなのかな。
先生がこんなふうに触るの。
ああ、もしかすると先生はぼくの気持ちを知っているのかもしれない。
ぼくってチビだし寸胴だし運動神経ゼロだし可愛くないし。
ぼくみたいなのに想われて迷惑だったのかもしれない。
「……っひ」
ポロポロ、ポロポロ。
さっきとは違う涙が溢れてくる。
「っひ、うえっ……ごめ、なさい……好きになってごめ、なさい……も、ゆるして……がっこ、こないように、するから……」
先生を好きになってごめんなさい。
顔、出さないようにする。
お父さんに言って、学校変えて貰うから。
だから許して……。
「好きになってごめんなさ。ゆる、して……くださ……」
好きな人に嫌われた……。
胸が痛い。
悲しくて、ポロポロ涙が溢れてくる。
「っひ、っひ……」
すっかり打ちひしがれたぼくは嗚咽を漏らしてなきじゃくる。
「芹沢? 好きって、お前っ! ちがっ! くそっ!!」
涙を流しながら首を振り続けるぼくに、先生はひとつ舌打ちをした。
先生の舌打ちも、声も怖い。
一向に泣き止まないからかな。
ぼくのお尻から先生の指が消えた。
それから先生はぼくを仰向けにして足を持ち上げる。
顔を跨ぐよう、開脚させられた。
先生の前には硬く勃起したぼくの股間からおしっこを垂れ流している姿がしっかり見られてしまう。
お尻は先生の指がなくなって、ヒクヒクしている。
悲しいのに、想われてもいない人に身体を見られるのは嫌なはずなのに……。
嬉しいって思っている自分がいる。
ぼくはなんて気持ち悪い生き物なんだろう。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


