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美味しいサンドイッチの作り方
第20章 5日目 PM ~お兄ちゃんズと一緒~

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『あ~、めっちゃ腹減ったし、
減り過ぎて…ヤバいし…。
なゆ、昼飯は?昼飯なに?』
今日のお昼ご飯は…タコライスにした。
「タコライス…にしてみたんだけど…
もし…、光がちょっとだけ
待ってくれるんなら、オムレツ作るけど」
『タコライスであれだろ?
沖縄のやつじゃん。オムレツ
タコライスになるって事?
なぁなぁ、なゆ。お代わりあんの?』
「ちょっとだけ…あるにはあるけど…」
光は…沢山食べるから…
結構多めには…作ってるけど…。
『んじゃ、そっちに乗せてくれよ。
とりあえず腹減り過ぎて
マジで死にそうだからこれ食うわ』
そう言って…いただきますをして
光がタコライスを食べ始めて。
『んまっ…、なゆ。これ美味いな』
「そう、良かった…、じゃあ
お代わりの分用意するから、
光はそれ食べながら待っててね」
残っている分をオムレツタコライスに
するべく、私はキッチンで
オムレツを焼く用意をし始める。
『そう言えば、
気になってたんだけど。
なゆたのそのオムレツの
スキルはなつなママに教えて貰ったの?』
「これ?これは…なんか…
たまたま…流れて来た
ショート動画で……誰でも
練習すればすぐにできる
お店みたいなオムレツに作り方
って言うのに出て来たオムレツが
凄い美味しそうだったから…
本編動画観ながら練習したんだよ」
『俺、なゆの…オムライス…好きだし。
なゆ…、オムライス屋さん
すればいいじゃん。俺…
毎日なゆのオムライス…食いたい』
と言いながら今光が
食べてるのは…タコライスだけど、
プレーンオムレツを焼いて。
お代わりの分の光のタコライスの上に
焼きたてのホカホカの
プレーンオムレツを乗せた。
「翔は?翔も…オムレツ乗せる?」
『うん…、なゆた…僕にも
オムレツトッピングお願いできる?』
『……うまっ…、これ美味いな…。
……ん?あ、あああああっ!!』
タコライスを食べていた光が
突然びっくりするぐらいの
大声を出すから…こっちも
その声の大きなにびっくりしちゃって。
『何?どうしたの?光…
食事中にそんな大きな声出したりして』

