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美味しいサンドイッチの作り方
第8章 光と私と翔の夜

そう翔が…光に言うと…
光がベッドから体を起こして。
私の横をすり抜けて
翔が待っているサブベッドの方に
移動していくから、私も
光の後をついて行って
サブベッドの方に戻った。
ベッドの上で3人で寝転がって
さっき教えて貰った
こと座のベガとはくちょう座のデネブ
とわし座のアルタイルを結んだ
夏の大三角形について
空に指で線を引いて説明してくれて。
ペテルギウス座流星群の
ピークはお盆ぐらいだけど、
今はまだずがめ座δ流星群や
ずがめ座δ流星群の影響で
流れ星が見やすい状態なんだそうで。
学校の屋上で流れ星が見えたのも
流星群の…流れ星だったみたい。
その後…3人で夜空の星を
ベッドの上で3人で手を繋いで
見上げて……そのまま…
……いつの間にか…眠ってしまっていた。
ーー
ーー
ーー
砂漠の真ん中で…太陽に焼かれて
熱中症で倒れる夢を見て、
パチッと…目を覚ましたら…。
両サイドから身体をピッタリと
光と翔がくっつけて来ていて。
自分でもびっくりするぐらいに
寝汗を掻いてて…身体が熱くなってたんだけど。
喉乾いたなって思いながら、
2人を起こしても…悪いしと思って
そのまま……また…、
多少…暑すぎて寝苦しさを
感じながらも私は寝直すことにした。
ーーー
ーー
ー

