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僕の愛する未亡人
第4章 はじめての嫉妬
スラックスの奥に触れた瞬間、さらに体が大きく震えた。
狭い個室に、押し殺した吐息が満ちていく。


(嘘…!? 本間さん、何で…?!)


佳織はもう止まれなかった。
嫉妬も不安も、すべてをかき消すように彼を抱き寄せ、唇を塞ぐ。指先に伝わる確かな熱に、独占欲がさらに膨れ上がっていく。
唇を離して、そこに優しく触れつつ、じっと理央の顔を見つめる。

「本間さん……」

「この間……拒んだのに、ごめんなさい。あたし……我慢できなくなってる」

吐き出された佳織の言葉に、理央は一瞬息を呑んだ。驚きと戸惑いが瞳に浮かぶ。
理央の体はかすかに震えていて、その震えが佳織の胸をさらに熱くする。

「佐藤くん……咥えさせ……て」

「え……?」

佳織の触れたそこは、とうに血液が集中し出している。
理央が戸惑っているうちに、佳織はしゃがみ込んで、スラックスを引っ張った。
下着越しに欲望を主張するそれが、佳織の目の前に向いている。
佳織の吐息がそれに吹きかかる。そして、下着越しに唇を押し当てる。

「え、本間さん、マジ……」

「ごめんなさい……。拒んだのに、こんなのおかしいよね」

ボクサーパンツをずらすと、大きめの理央のそれがぶるんっと飛び出す。その存在感に思わず佳織は息を呑む。

「い、いや、僕がするのと、本間さんがするのとじゃ、意味が違う……っ」

佳織は短大を卒業して、すぐに夫と結婚した。一応夫以外の男性とも経験があるとはいえ、夫以外のものはほとんど知らないといっていい。

「大きいね……佐藤くんの」

「や、ちょ……本間さんに見られるの……やばい……」

「どういう意味?」

佳織は手を添えて、その形を確かめるように両手で撫でていく。

「う、嬉しい……」

戸惑いながらも拒まない声が、佳織の胸をさらに締め付ける。
背徳感と昂ぶりがないまぜになり、体の奥でどうしようもない衝動が膨れ上がっていった。
亀頭の先に唇を押し当てる。

「や、やば……ん、んっ」

肉棒の付け根からキスを落とす。蒸れたそこを、全く嫌だと思わなかった。

「佐藤くんのせいだよ……夫以外、今まで考えられなかったのに」

幾度も脈打つそこにキスを落とされ、理央は呼吸を整えようと手のひらを口に押し当てる。歯を食いしばる。
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