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僕の愛する未亡人
第2章 はじめての社外業務①

唇を寄せた瞬間、冴子のまぶたが一瞬ゆるむ。理央は一瞬、彼女の息づかいの変化を感じ取り、心臓がさらに跳ねる。
「……ん、待って……佐藤くんとは初めてだから……シャワー、浴びたい」
低く、少し息が混じった声が耳元で落ちる。理央の意識は冴子の温かさに集中し、自然と唇を離すのが惜しくなる。
「やだ。いつもと違う香水の匂い、とれちゃう」
理央は右手で冴子の体を引き寄せながら、左手で白いシャツのボタンを半ば乱暴に外していく。
「ん、う……ま、待って」
冴子のふわふわの胸を包むインナーが露出するほどに、ボタンを外すと、左手で顔をこちらに向け、冴子の柔らかな弾力に、唇を押し当てる。密着した唇の隙間から、怒りにも似た冴子の吐息が漏れる。
「こ、ら……佐藤くん」
今にも押し倒しそうな理央の体を押しのけて、唇を離す。
そして、頬をぶにっと優しくつかみ、微笑んだ。
「焦らないで。あたしのストレス発散、手伝ってくれるんじゃなかったの?」
彼女の言葉は優しく、同時に理央を落ち着かせる。
頬をつかむ指を離すと、指先を頬に添える。
理央の視線が自然と冴子に向くと、彼女は視線を外さず、微かに息を吐きながら静かに笑った。
「すみ、ません……」
「ん、いいよ」
冴子は体を離し、自らシャツと、キャミソールを脱ぐと、ベッドの上に膝立ちになり、スカートのホックにも手をかける。
するするとスカートを脱ぎ、ベッドの脇に置くと、黒のパンティ部レスタイプのストッキングを身に着け、黒のセットアップの下着をつけた彼女の体が明かりに照らされる。
おそらくそれなりに鍛えていることが見て取れる肌質だった。
「電気も消すからね」
明かりをベッドに備え付けられたボードで調節する彼女を後ろから抱きしめる。
「も、お、さっき焦らないでって言ったばっかり」
直接触れる肌。これが、佳織だったらよかったのに。
だが、優しくされたせいで、あまりに自分の心が揺れ動く。
「僕だって、それなりに遊んでるつもりだったけど……やばい」
冴子の背中を抱きしめたまま、理央はわずかに肩越しに顔を覗く。
暗がりの中、彼女の髪の毛が頬に触れるたび、甘い香りが鼻腔をくすぐり、理央の心臓が波打つ。
「……リオ」
冴子の低く落ち着いた声が耳元に響く。急に呼び捨てで呼ばれ、理央は息を整えようとするが、胸の高鳴りは止まらない。
「……ん、待って……佐藤くんとは初めてだから……シャワー、浴びたい」
低く、少し息が混じった声が耳元で落ちる。理央の意識は冴子の温かさに集中し、自然と唇を離すのが惜しくなる。
「やだ。いつもと違う香水の匂い、とれちゃう」
理央は右手で冴子の体を引き寄せながら、左手で白いシャツのボタンを半ば乱暴に外していく。
「ん、う……ま、待って」
冴子のふわふわの胸を包むインナーが露出するほどに、ボタンを外すと、左手で顔をこちらに向け、冴子の柔らかな弾力に、唇を押し当てる。密着した唇の隙間から、怒りにも似た冴子の吐息が漏れる。
「こ、ら……佐藤くん」
今にも押し倒しそうな理央の体を押しのけて、唇を離す。
そして、頬をぶにっと優しくつかみ、微笑んだ。
「焦らないで。あたしのストレス発散、手伝ってくれるんじゃなかったの?」
彼女の言葉は優しく、同時に理央を落ち着かせる。
頬をつかむ指を離すと、指先を頬に添える。
理央の視線が自然と冴子に向くと、彼女は視線を外さず、微かに息を吐きながら静かに笑った。
「すみ、ません……」
「ん、いいよ」
冴子は体を離し、自らシャツと、キャミソールを脱ぐと、ベッドの上に膝立ちになり、スカートのホックにも手をかける。
するするとスカートを脱ぎ、ベッドの脇に置くと、黒のパンティ部レスタイプのストッキングを身に着け、黒のセットアップの下着をつけた彼女の体が明かりに照らされる。
おそらくそれなりに鍛えていることが見て取れる肌質だった。
「電気も消すからね」
明かりをベッドに備え付けられたボードで調節する彼女を後ろから抱きしめる。
「も、お、さっき焦らないでって言ったばっかり」
直接触れる肌。これが、佳織だったらよかったのに。
だが、優しくされたせいで、あまりに自分の心が揺れ動く。
「僕だって、それなりに遊んでるつもりだったけど……やばい」
冴子の背中を抱きしめたまま、理央はわずかに肩越しに顔を覗く。
暗がりの中、彼女の髪の毛が頬に触れるたび、甘い香りが鼻腔をくすぐり、理央の心臓が波打つ。
「……リオ」
冴子の低く落ち着いた声が耳元に響く。急に呼び捨てで呼ばれ、理央は息を整えようとするが、胸の高鳴りは止まらない。

