この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
僕の愛する未亡人
第2章 はじめての社外業務①
唇を寄せた瞬間、冴子のまぶたが一瞬ゆるむ。理央は一瞬、彼女の息づかいの変化を感じ取り、心臓がさらに跳ねる。

「……ん、待って……佐藤くんとは初めてだから……シャワー、浴びたい」

低く、少し息が混じった声が耳元で落ちる。理央の意識は冴子の温かさに集中し、自然と唇を離すのが惜しくなる。

「やだ。いつもと違う香水の匂い、とれちゃう」

理央は右手で冴子の体を引き寄せながら、左手で白いシャツのボタンを半ば乱暴に外していく。

「ん、う……ま、待って」

冴子のふわふわの胸を包むインナーが露出するほどに、ボタンを外すと、左手で顔をこちらに向け、冴子の柔らかな弾力に、唇を押し当てる。密着した唇の隙間から、怒りにも似た冴子の吐息が漏れる。

「こ、ら……佐藤くん」

今にも押し倒しそうな理央の体を押しのけて、唇を離す。
そして、頬をぶにっと優しくつかみ、微笑んだ。

「焦らないで。あたしのストレス発散、手伝ってくれるんじゃなかったの?」

彼女の言葉は優しく、同時に理央を落ち着かせる。
頬をつかむ指を離すと、指先を頬に添える。
理央の視線が自然と冴子に向くと、彼女は視線を外さず、微かに息を吐きながら静かに笑った。

「すみ、ません……」

「ん、いいよ」

冴子は体を離し、自らシャツと、キャミソールを脱ぐと、ベッドの上に膝立ちになり、スカートのホックにも手をかける。
するするとスカートを脱ぎ、ベッドの脇に置くと、黒のパンティ部レスタイプのストッキングを身に着け、黒のセットアップの下着をつけた彼女の体が明かりに照らされる。
おそらくそれなりに鍛えていることが見て取れる肌質だった。

「電気も消すからね」

明かりをベッドに備え付けられたボードで調節する彼女を後ろから抱きしめる。

「も、お、さっき焦らないでって言ったばっかり」

直接触れる肌。これが、佳織だったらよかったのに。
だが、優しくされたせいで、あまりに自分の心が揺れ動く。

「僕だって、それなりに遊んでるつもりだったけど……やばい」

冴子の背中を抱きしめたまま、理央はわずかに肩越しに顔を覗く。
暗がりの中、彼女の髪の毛が頬に触れるたび、甘い香りが鼻腔をくすぐり、理央の心臓が波打つ。

「……リオ」

冴子の低く落ち着いた声が耳元に響く。急に呼び捨てで呼ばれ、理央は息を整えようとするが、胸の高鳴りは止まらない。
/40ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ