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女園のシキタリ
第3章 同性の慰み

丸裸となり、今だ8分勃ちの男達がイチモツをブラブラと前後左右に暴れ回しながら、
次なる部屋の前へとやってくる…
「ほら、この部屋よ」
連れてこられた部屋の中を覗き込み、
「なっ!」
男達は若干後退り、背筋を伸ばしていた…
ソコには4台の診察台が並び、指導係である女子と同じ格好をした
4人の同性の男が勃っている…
「じゃあ、私達は女子の方の剃毛があるから、
貴男達も男は男同士仲良く、先輩にスッキリさせて貰うとイイわ」
剃毛はそれぞれ同性の二年生が担当することになるのだろう…
こうして、ニヤリと淫靡に微笑む女子が私達の前から姿を消し、
部屋が男だけの空間になると…
「よく来てくれたな…これから一年間宜しくな」
想像とは真逆に、初めて顔を合わせた男達が、
女子達よりも明るく優しい雰囲気で一気に距離を縮めてくる…
彼らは先輩風を吹かせるどころか、威張るような感じも一切ない…
イヤ…寧ろ、新しく出来た同士を温かく歓迎するムードだった…
「俺らも一年間かなり大変だったけど、ツライ時は、俺達が手助けしてやるから、
これから一緒に頑張って、耐え抜いてイこうぜ」
やはり、看護科に入る男子というのは、何かしらの事情があり、
肩身が狭く、自然と仲間意識が強くなるのだろう…
聞けば、彼らも皆、浪人組であり、中でもリーダーらしき男は、
明らかに年上で、今年30になると言う…
昨年、彼が一回り程年下の女子の前で全裸となり、オナニーさせられたことを思えば、
自分達はまだマシなのかもしれない…
「…その様子だと、やっぱ今年の身体検査も、勃たすだけ勃たされて、
オアズケ状態だよな」
「…」
自分達だけが丸出しで、イケなかった事が見抜かれると、猛然と羞恥の念が込み上げる…
嫌でも目に付く、私達の7分勃ちの男根を確認し、憐れむ様な顔をしていた…
「俺等も初日は恥ずかし過ぎて、逃げ出したくもなったけど、
とりあえず、今日一日、女子の言うコトに素直に従って、ガマンしてれば、
最期にイイ想いもさせて貰えるから…」
(…イ、イイ想いって…)
嘘か誠なのか…この甘い話を聞き、私達は頭を悩ませ、想像と淡い期待を膨らませる…
彼等はコレ以上、多くを語らなかったが、何やら桃源郷でも思い浮かべているかの様に、
だらしいない表情で遥か彼方を見上げていた…

