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新人警察官の拘束体験研修
第5章 第三部 後編 水面(みなも)の波紋
2つの膨らみが、上下から挟まれた縄から溢れ出る光景に、みずきは視線を逸らしたくなる。その先に、シャツの上から浮かびあがる小さな突起を見つめると、「ぁぁ…」と力が抜け、お尻を左右に揺らしていた。

みずきは開かれたロッカーの中に、朱色をした細長い布を見つけた。それを見つめ、肩を揺らすうちに、その布は彩の手に取られ、彼女の背後に消えていった。その行方を追おうと、体を回そうとしたが、その途中で布が目の前に迫っていた。

布の真ん中には大きめの結び目が作られていた。その鮮やかな赤色が近付いてきて、みずきは美しい色にうっとりとした表情を浮かべた。頭に浮かんだのは、神社仏閣の鳥居であった。それは特別な意味を持つ色だと理解できた。

「ぁぐぅぅ…」

口が強引に開けられ、その中に布の結び目が入れられ、もうどうすることもできない、抗う術もなく、目を閉じた。頬を締め付けられる力に屈し、目を開けると、ロッカーの扉裏の鏡に自身の顔が写っていた。口の中に結び目は吸い込まれ、唇の左右からは朱色の帯が頬を締め付け、口を固く閉ざされたようだった。
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