この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
社長は彼女の“初めて”を知っている
第2章 一夜
加賀見さんの声が、耳元に落ちる。

低くて、甘くて、でもどこか命令のような響き。

ずるい。
彼はただ抱くんじゃない。
私の心も体も、全部を引き出そうとしてくる。

「……もう、いっぱい……」

限界だと思った。

心も、体も、感情も──すべてがとろけそうだった。

すると彼は、最後に深く腰を押し当てた。

「……っ」

熱が、私の中に溶け込んでいく。

「……ああっ!」

それは、私の“内側”に直接流れ込む、男の人の熱情。

初めて、私の体に誰かの“愛”が注がれた瞬間だった。

その瞬間だけで、私は自分が“女になった”と、はっきり思えた。

やがて加賀見さんの動きが止まり、深く息を吐きながら、私をしっかりと抱きしめてくる。

/42ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ