この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
社長は彼女の“初めて”を知っている
第2章 一夜

それだけで、ずっと探していた“あたたかさ”に触れた気がした。
「……俺に後悔させるなよ。」
低く囁かれたその声に、私はただ、かすかに微笑んで──首を横に振った。
(私は、もう──戻れない)
加賀見さんの手が、私の服にそっと触れた。
指先は、ためらうようでいて、どこか決意を持っているようだった。
「……脱がすぞ。」
その声に、私は頷いた。
唇をきゅっと結んで、目をそらす。
布が肌を離れていく感触が、妙に敏感に感じられる。
背中、肩、胸……。
「あっ……」
思わず声が漏れる。
寒さではない。
彼の視線に、肌がさらされていく感覚に、体が熱を帯びていく。
ブラのホックが外され、ショーツが引き抜かれる。
私の全身が、彼の目にさらされる。
「……俺に後悔させるなよ。」
低く囁かれたその声に、私はただ、かすかに微笑んで──首を横に振った。
(私は、もう──戻れない)
加賀見さんの手が、私の服にそっと触れた。
指先は、ためらうようでいて、どこか決意を持っているようだった。
「……脱がすぞ。」
その声に、私は頷いた。
唇をきゅっと結んで、目をそらす。
布が肌を離れていく感触が、妙に敏感に感じられる。
背中、肩、胸……。
「あっ……」
思わず声が漏れる。
寒さではない。
彼の視線に、肌がさらされていく感覚に、体が熱を帯びていく。
ブラのホックが外され、ショーツが引き抜かれる。
私の全身が、彼の目にさらされる。

