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Lの禁忌 〜taboo〜
第7章 【甘い罰、とろける】

ゴクゴクって飲んで見つめ合う…
二人してモジモジしてるの…
なんでかっていうと…
家を出る前に二人して装着してきたから…
この前私が使ってたクリバイブ
吸引され、弱いバイブで震わせながらきたの…
今も震えてる…
お酒のせいだけじゃないよ…
瞳がうるうるしてるのは…
「かおる…お弁当食べる間は止めないの?…」
「止めない…はい、まりちゃん…あ~ん…」
「あ~んっ、美味しいっ…かおるほんとに料理上手…」
「ありがと…たくさん食べてね…」
緩い快感がずっとクリから拡がってくる…
あっちでは子供たちのはしゃいだ声が聞こえてるね
「まりちゃん、トマトも食べなきゃだめだよ…」
プチトマトを咥えて誘うと…
まりちゃんが唇で受け取るの…
何度も口の中を往き来させて、私がプチっと噛むと
まりの舌が絡めとるように挿ってくる…
甘酸っぱい味と、
トマトの果肉が二人の口内に拡がっていくよ…
まりがお酒を口にすると、
スマホに触れてバイブを強くする…
「ぅぁっ…」
口からお酒が垂れるとすぐに私が舐め取ってあげるの…
「んぁ…かおるっ…待って、そんなに強くしちゃ食べれないよ…」
弱くしてあげるね…
ちょっと悪戯したかったの…
作ったお弁当は美味しく食べて欲しいから…
微弱なバイブの快感にクロッチを濡らしながら
私たちは並んで桜を愛で、
お弁当とお酒と会話を愉しんだ…
「お腹いっぱい…ごちそうさま…」
「よかった…まりちゃんが悦んでくれて…冷たいお酒だからちょっと冷えてきたね…」
「そうだね…かおる…くっついていい?…」
「いいよ…おいで…」
私が手を拡げるとまりが抱きついてくる…
ビールとほろ酔いの味が口の中で溶け合うみたい…
「まり…もうこれ要らないよね…」

