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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第39章 番外編 その2 『私』の誕生日③

まだ話…聞いてるんだなって
思いながらチラ見して。

『とーしゃ、くらえしゃいる~』

その時聞き覚えのある声が聞こえて
ちょっと気まずい空気の
そのカップルの前にさっきの
ペンギンの所で出会った女の子が
割り込んで来て水槽の前を
陣取ってしまって。

『くらえしゃ、かぁいいねぇ~』

と上機嫌でクラゲを見ていて。
その女の子を見ていて
カップルの女の子がさっきまで
ムスッとしてたんだけど。
小さい子が好きみたいで
笑顔でその子に話しかけていて。

ちょっとギャルっぽいメイクと
髪の毛の色の子だったから
意外だなって思いながら。

そのカップルの2人が
その子と手を繋いで
ご両親探し始めたから。
あのカップルは大丈夫そうだなって
思いながら…無事に…両親と
合流出来た所を…見守って。

私達もクラゲ銀河を後にした。

クラゲ銀河のエリアの先は
北極圏のエリアになっていて。
このエリアはちょっと空調が寒くて
壁とかに氷の装飾がしてあって
北極圏らしさが演出されている。

天井にドーム状ののぞき窓
みたいな部分があって
運が良かったらそこから
アザラシがこっちの人間たちを覗いてくれる。

『巴、クリオネ居ますよ、クリオネ』

『あ、クリオネおるやん。アツシ』

あ、さっきのカップルだって
思いながらクリオネはそこそこに
2人を見てたら。

『これは…ハダカカメガイって
言う殻を持たない貝の一種、
可愛いって言われるけど
捕食シーンはグロイから…』

横耳でその男の子の話を
聞いてたんだけど、
流氷の天使と呼ばれるクリオネは
バッカルコーンって呼ばれる
6本の触手で獲物を捕らえて
捕食すると言うか養分を吸い取るらしい。

クリオネがバッカルコーンを
出している姿を見らえるのは
非常にレアなシーンらしくて、
何でかって言うとクリオネは飢餓に
非常に強い生き物で、1回食事をすると
次の食事は1年後とか…になるらしい。

『へぇ~、クリオネ、めっちゃ省エネやん』

彼女の方もクリオネの話は
ちょっと興味あったみたいで。

私も横耳で話を聞いんだけど
そうだったんだ~って知った。

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