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第17章 ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄

折角ここまで持って来てくれたので
１杯、お風呂上りに良く冷えた
お水を飲ませて貰って。

今は旦那さんは居ないから
歯ブラシを咥えたまま
ウォークインクローゼットの
キャリーバックの上に置く
小さい方のバッグの中から
沖縄のコンビニで買ったVTの
黄色い方の個包装パックを取って。

先に歯磨きをして、
顔にシートパックを乗せて
海とかプールとか…紫外線とかで
髪のダメージが気になったから。

いつも通っているヘアサロンの
ポイントが溜まったから
それと交換して貰った
ミルボンのヘアミルクを髪の毛に塗って
それからドライヤーで髪の毛を乾かす。

普通にサロンでも販売してるけど
買うと２６００円の物が
無料で貰えたって思うと…、
ヘアサロンのポイントバックで
かなりお得な感じがする。

それにしても…港斗くん遅いなって
お水サーバーまで汲みに行った
だけなのに帰って来るの遅いなって
思っていた頃に戻って来て。

『巴、戻りました』

「お帰り、お水の所混んでたの？」

『いえ、違うんですよ、丁度
慎吾さんと出会ったんで…』

「慎吾さん？知ってる人が居たの？」

『ああ、山崎さんのご主人の名前です』

そう言われてみれば、慎ちゃんって
奥さんがご主人を呼んでいた気がする。

旦那さんは…お水を汲みに来た
山崎さんの旦那さんと出会って
色々と話をしてたみたいで。

『巴、髪の毛…終わりましたか？』

「あ、うん…、もうちょっと…」

完全に乾ききってないけど
寒い季節じゃないから…
これぐらいで良いかって
芯が残ってるぐらいで終わりにして。

旦那さんは先にベッドの上で
寝転んで足元側の壁の所に
テレビ台が設置してあってテレビが
置かれていてネットフィリックスが
視聴できるテレビだったみたいだけど
普通のテレビをつけてゴロゴロとしていて。

私は持って来ていた
アクアレーベルの青い
オールワンゲルで顔を整えて。

こんな感じでお風呂の後は
そのままえっちになっちゃうから、
オールインワンゲル…助かってる。

身体にバスタオルを巻いたままで
旦那さんの待っている
大きなサイズのベッドの方へ移動する。