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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第13章 7月10日 旦那さんのお誕生日 ~昼から夕~

彼のグラスに私から
ワインを注がせて貰って。

シュワシュワと…気泡が
グラスの中を上って行くのが
キャンドルの灯りに照らされていて。

空は曇天の曇り空だけど、
前にここに泊まった時に観た
満点の輝く星々を思い出させる。

「港斗の26歳の誕生日に」

『乾杯』

チンとグラスを合わせて乾杯をすると
スパークリングワインを口に含んだ。
爽やかなシャルドネの香りと
スパークリングワインの
特有の喉越しを味わいながら。
ゴクっと喉を下げて食道に送り込んだ。

最初は…県内の野菜や
新鮮な魚介類を使った
アミューズが出て来て。

これから先のお料理が
どんなのが出て来るのかなって
ワクワクするねって、
旦那さんと話をしながら
スパークリングワインと一緒に
アミューズを頂いた。

アミューズにもジーマーミ豆腐や
夜光貝のマリネがあったりして、
沖縄らしい食材が使われている。

前菜はマグロのタルタルで
ケーキみたいに綺麗に
盛りつけられていて、
見た目も美しい一品だ。

その後はパスタかパエリアか
選べる感じだったんだけど、
コースをグレードアップして
両方食べられる様にして貰った。

「美味しいね、港斗」

『え、ええ…。美味しいのは
確かに、美味しいんですけど…』

その後には本来のコースにない
お魚料理を追加して貰って、
アカジンミーバイのポワレが出て来る。

コースにない料理が出て来たから
旦那さんもおかしいと思ったみたいで。

『これは…もしかしても、
もしかしなくても、巴の仕業ですか?』

「うん、そうだよ…。だって
いつもして貰ってばっかりだしね…」

出されたアカジンミーバイの
ポワレを1口、旦那さんが
自分の口に入れて。

『巴、これ…、ヤバいですって。
この魚、マジで美味しいですよ』

アカジンミーバイは沖縄で
美味しいとされている高級魚で
前に美味しいよて話を聞いた事あって
食べてみたいって思ってたんだけど。

美味しいって言って貰えて
良かったなって思いながら、
グラスのワインの残りを飲み干した。

「アカジンミーバイは凄い美味しいよって
沖縄に行った事あった子が言ってたんだよ」
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