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第11章 AQUASENSE　～夜～

今年のお誕生日のプレゼントにした。
まぁ…他にも…ちょっとした
旦那さんが喜びそうな物は…用意してるけど。

『わぁ～、ありがとうございます…
丁度新しいの欲しいって思ってたんですよ』

嬉しそうに…私が用意した
誕生日プレゼントを見ていて。
ワイヤレスイヤホンにして
良かったなって思ってたんだけど。

旦那さんの嬉しそうな顔を見てると
こっちも幸せな気持ちに
満たされて行く…感じがしていて。

私がプレゼントした新しい
ワイヤレスイヤホンを、
おめでとうLINEをしてくれた
お友達に画像を送って自慢してて。

イヤホンを顔の横に持って、
写真を撮ってるのはいいけど…
思い切り…裸なままで映ってるけど。

それは…大丈夫…なのかな？

ーーー
ーー
ー


『巴、シャワー浴びる前に
ちょっとだけ…裸のまま
外のプールで泳いでも良いですか？』

まぁこの時間だし
お天気も小雨がパラパラしてるから
多分外に居る人は殆どいないだろうから。

旦那さんと一緒に
お部屋から裸のままバルコニーに出て、
泳ぐのかな？って思ってたら
プライベートプールをバックに
自分のスマホで写真を撮っていて。

その画像も…誰かに送ってるみたいだった。

旦那さんがお友達からの
おめでとうメッセージに、
ひとしきりお返事をし終わったみたいで。

ライトアップされている
プライベートプールで２人で泳いだ。

『来年の誕生日…の状況が
どんな感じか分からないですけど。
来れそうだったら、…また
アクアセンス…泊りに来ましょうよ』

「うん、次に来る時は…
外のプールでも泳ぎたいもんね。
プールサイドで…本物の
青空で写真撮ったりしたいし…」

しばらく…旦那さんと
プライベートナイトプールをして。
一緒に…バスルーム側から
部屋の中に入って…、
シャワーを頭から浴びて…
シャンプーで頭皮と髪の毛を洗う。

私がトリートメントしてる間に
旦那さんはもう身体を洗い始めていて、
流し終わって身体を今から
洗おうかなって頃には
旦那さんは洗い終わってたから。

お願いしてないのに…私の身体を
洗うのを…旦那さんが手伝ってくれて。