この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第9章 7月9日 やちむんの里

壁には琉球ガラスのガラスブロック
トイレに手洗いのボウルは
やちむんの里らしくやちむんで出来ている。
「おトイレの手洗い可愛い…」
この入口の駐車場のトイレ1つに
沖縄の伝統文化が詰まってる感じで。
トイレから戻って興奮気味に
トイレに行くつもりのない
旦那さんにトイレ行ってみてって
言ってトイレに行って来て貰って。
やちむんの里のイメージで
みんなが持っているだろう
あの大きな登り窯を見に行こうと
やちむんの里の中を移動する。
やちむんの里の中には、
19の工房やセレクトショップが
集まって集落になっている感じで。
やちむんの里の中には
全部で3つの登り窯がある。
あの良く見る登り窯しか
知らなかったから、1つだけ
あるんだって思ってたんだけど。
あのガイドブックによく出て来る
オレンジ色の屋根瓦の登り窯は、
読谷山焼共同窯
(よみたんざんやききょうどうかま)
って言う名前があるみたいで…。
この窯で焼いた焼き物は
読谷山焼きと呼ばれるのだそう。
「これ、この登り窯!」
『そうですよ、この登り窯
沖縄のガイドブックでよく見るやつですよ
写真撮りましょう、写真』
と登り窯と一緒に記念写真を撮って。
やちむんの里には色んな工房があって
それぞれに個性のあるやちむんを
販売してるんだけど。
工房はそれぞれに営業時間とか
定休日とかが違うみたいで…。
お目当ての工房がある…、
この人のやちむんが欲しいって言う
目的をもってくる場合は事前の
リサーチが必要になる感じで。
どこを見たいって言うのを…
私は事前にリサーチをして無くて
全く決めてなかったから。
旦那さんがだったらと言って、
やちむんの里の中にある
楓千夢(ふうせんむ)と言う
やちむんの里の中で新しいショップで。
約30名の作家さんの作品を
取り扱っていて、可愛らしい
やちむんを扱っているのが特徴。
可愛いマンタの形をした
箸置きが可愛すぎて…、
実家へのお土産用に買ってしまった。
その後は北窯と言う所に行って
ここはやちむんの里の集落の
一番奥にある場所で。
4人の作家さんの工房が集まっている。

