この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第9章 7月9日 やちむんの里

ーーー
ーー
やちむんの里までは、
那覇空港からだったら
車で1時間ほどでアクセスする事が出来る。
沖縄県の中部、読谷村にある
やちむんの工房が集まっているエリア。
なんでこの読谷にやちむんの
工房が集まっているかと言うと
この辺りに焼き物に適した
粘土が取れるから…なんだとか。
美浜アメリカンビレッジからなら
車で20分程で到着する。
読谷村でコンビニを見つけて
道中で飲む物を調達する為に
コンビニにちょっと寄り道する。
ペットボトルのさんぴん茶と、
沖縄限定商品である
うるま市のいさ屋さんの
サンナッツって言うお菓子が
コンビニで売ってたので買う事にした。
「これ、沖縄の店舗限定の
お菓子なんだって」
サンナッツには黒糖と
プレーンとチョコがあって。
私は黒糖味を、旦那さんは
チョコ味を買ってみることにして。
旦那さんはグリーンダカラの
シークワーサー味のを買っていて。
コンビニで買い物を済ませて
車に乗り込んで出発する、
コンビニからはやちむんの里は
すぐそこ…ぐらいの距離で。
お天気が良かったら、車を
大きめの駐車場に置いて。
ブラブラと歩いてやちむんの里の
工房やカフェ巡りをしてもいいんだろうけど
今日のお天気も曇天の空で、
時折パラパラと小雨が降るお天気だったから。
車でやちむんの里を回る事にした。
雨だと…敬遠しがちな
観光スポットだけど、
各工房やセレクトショップには
小さいながらに駐車場を持っていて
車でも…やちむんの里巡りが出来る。
『まずは…やちむんの里って
ガイドブックで写真に載ってる、
あの大きな登り窯を見に行きましょうか』
あのガイドブックとかでよく見る
あの登り窯を見に行きましょうよと
旦那さんが言ってくれたんだけど、
おトイレに行きたかったから。
まずは…
腹が減っては戦はできないって言うけど
トイレに行かなと、落ち着いて
観光もできないので。
集落の入口の共用駐車場に
車を駐めて貰って。
公衆トイレがこの駐車場にあるので。
ちょっとおトイレに行かせて貰った。
おトイレの建物も琉球赤瓦で
屋根が作られていて、沖縄らしい建物。

