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人妻監禁調教取調室
第6章 脅迫
「じゃあ行って来る」

「行って来ます」


「行ってらっしゃい!」


夫と息子を見送る美沙


武史と竜一は一緒に玄関を出てそれぞれの目的地に向かった



(さてと)


午前の部主婦の勤め、洗濯と掃除が2日分溜まっていた


(手強いわね)


洗濯物は籠2杯分だろうか…分別して洗う必要があった


(黒いものは分けて洗わないと白いクズがついちゃうし…今日は天気が良いけど黄砂で霞んでいるから部屋干しね)


居間に戻ると床に黄色い細かいクズが無数に散乱している


「ちょっと!ポテチが散らばってるじゃない!もう」


掃除機でポテチの残骸を吸い込ませている途中だった


「チョコまでこびりついてるじゃない!?」



美沙の午前は苦戦が予想された



武史は地下鉄で通勤していた


以前は営業部所属だったが顧客との商談に行き違いが幾度かあり不向きと判断されて3年前から総務課に配属となった


普通ならショックを受けたり精神的に落ち込むのだろうが武史は余り気にしていなかった


むしろ総務課転属を無駄な体力を使わなくて済むと前向きに捉えている節があった


職場に到着し社員達に挨拶を交わし自席に腰掛けた…ピッタリ余裕無しの始業開始時刻だった


「さて今日も勤怠状態の確認と見積もりの作成か…激務だな…このPCバージョン古いし読み込み遅いから過労死しそうだよ…まぁ疲れない程度にテキトーにやりますか」


2時間も掛からない作業だったがブツブツPCに文句を言い死にそうオーラを周囲に撒き散らしながらキーボードを叩く


「麻島君、少し静かにしてくれないか」


自分より2歳若い総務課長がうんざりした様子で武史に注意を促す


「はーい」


やる気の無い返事だった


野球の守備側がアウトを取った時の応援テンポでキーボードを打ち込む麻島武史(38歳役職無し)



総務課長が武史を睨みつける


(相変わらずコイツふざけてやがる!)


針のような視線に気付きもせず勤怠確認を中断し武史は楽しそうにネットニュースを見ている


(コイツを引き受けた俺が馬鹿だった)


総務課が人手不足の時に営業部が役に立だずのレッテルを貼っていた麻島武史を引き受けた総務課長は後悔の念しか無かった


(はあ〜疲れた…コーヒーブレイク)


トイレ行く振りしてサボる麻島武史だった
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