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人妻監禁調教取調室
第6章 脅迫
最敬礼で女医に頭を下げる武史


夫の問題発言に美沙は口元に両手を当てて絶句していた


マリカは無言で組んでいた足を揃えて立ち上がった


武史は頭を下げた視界にマリカの見事な足に魅入られ視線をずらそうとはしなかった



「武史さん…顔を上げて下さい」




優しいニュアンスで女医の呼び掛けに釣られた武史は「はい!」と上体を起こした瞬間マリカの顔を見てしまった


まるでこの世で一番汚いモノを見るような怖ろしい表情だった


それと同時にマリカの前蹴りがみぞおちにクリーンヒットし武史は壁にふっ飛ばされた


凄まじい衝撃音がマリカ内科に走った



待客の視線が一斉に診察室に注がれる


老婆が心配そうに何事かと受付に尋ねた


「ちょっと見て来ます」と言い受付スタッフが診察室のドアを開け中を見た


「失礼します、音がしたのですが?」



受付スタッフが室内に目をやると男性が白目を剥き床で伸びていた…よく見たら口元から泡を吹いている



「大丈夫だ、死んではいない」



気絶している武史に見向きもせずに女医が言い放つ



「そうですか、分かりました」



何事も無かった様に受付スタッフは老婆に近寄る


「大丈夫ですよ…患者さんちょっと椅子から転げただけですから」



「そうかそうか」


老婆は笑顔で相槌を打った



安心したのか待客の視線は皆診察室から外れた



「さて美沙…どうしても苦しい時はここに連絡してくれ」


マリカはアドレスの入った名刺を美沙に渡した


「え!?良いのですか?お忙しい立場でしょうにお仕事の邪魔ばかりして申し訳無いです」


マリカを見る美沙の目はまるで凛々しい男性に初恋する乙女のような熱を持っていた


「構わないよ…患者の面倒みるのは医者の本分だ」



清々しいマリカの言葉に美沙は感銘を受けた



「有難う御座います今日はマリカさんのおかげで助かりました」





「礼も不要だ…金を頂いている以上当然の事をしたまでだ…何か困ったら気兼ねなく連絡してくれ」


「何から何まで有難う御座います」

伸びている武史を無理矢理蘇らせ美沙は女医に別れの挨拶をして内科を後にした
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